低温ノンホモ

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近ごろタカハシ乳業「野っぱらの仲間牛乳」がお気に入りである。
牛乳戦士の私が太鼓判を押すほどにおいしい牛乳であり、 値段も二百数十円台とお手ごろなのもうれしいところである。

さて、牛乳は菌が繁殖しやすいため、商品として売るには殺菌をする必要がある。 食品衛生法は殺菌後の菌の数が5万以下になるように定めており、 殺菌方法についても 「62〜65度で30分間加熱殺菌するか、またはこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌すること」 と定められている。

殺菌方法は、以下の4種類がある。
●低温保持殺菌法(LTLT):62〜65度・30分の殺菌
●高温保持殺菌法(HTLT):75度以上・15分以上で殺菌
●高温短時間法(HTST):72度以上・15秒以上の殺菌(世界的に一般的な方法)
●超高温短時間殺菌法(UHT):125〜135℃・2秒の殺菌(日本で一般的な方法)

一般的に、高温殺菌では処理時間短縮のために処理温度を高くしており、 たんぱく質が変成してしまうために牛乳の味が変わってしまう、 一方低温殺菌では必要以上の温度をかけないため、牛乳本来の味がするということになっている。

じゃあ低温殺菌ならおいしいのかというと、必ずしもそういうわけでもない。 私は今までよつば牛乳、タカナシ低温殺菌牛乳などの低温殺菌牛乳を飲んできたが、 それらはそれほど違いがあると思えなかった。
が、「野っぱらの仲間牛乳」は、おいしい。 私はそう思う。

何が違うのだろうか。
「野っぱらの仲間牛乳」はノンホモジナイズであるらしい。 脂肪球を小さくする処理らしいが、詳しいことはよくわからない。 もしかするとこれが口当たりの違いの原因かもしれない。

ちなみに「小岩井牛乳"おいしさしたて"」もおいしいです。

本日オチなし。

参考サイト:タカハシ乳業