後の祭り

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「後の祭り」という言葉がある。

言葉の順序から考えると、「祭り」は名詞であり、それを修飾しているのが「後の」である。 それはどんな祭りかというと、後の祭りである、というわけだ。

それでは、それは一体何の後の祭りなのだろうか。

一般的に、祭りというからには何かを祭っている場合が多い。 収穫が終わったので祭ってみたり、何かの神様を祭ってみたり。 しかし「後の祭り」という言葉の意味から考えるに、 「そんなの今更祭ったってしょうがないよ、という感じがする。

つまり、もう既に済んでしまったこと、終わったりなくなってしまったことなど、 祭る意味がなくなってしまったことを祭っているのではないかという推測が成り立つ。 例えば5月に雪祭り、6月に桜祭り、10月に夏祭り、 72歳になって子供祭り、仲直りしてから血祭り、などなど。

ということでどんなもんだろうかとGoogleさんに聞いてみた。
『後の祭り』の由来(i-info!)

後で『ああすれば良かった』などと後悔することを『後の祭り』といいます。
この祭りとは京都の祇園祭からきています。
祇園祭は7月17日から24日で17日を『前の祭り』といいます。
前の祭りである山鉾巡業では鉾山車や山車が何台も繰り出して華やかに行われます。
それに比べ24日の『後の祭り』は山車だけで行われます。
祇園祭を見に来ても後の祭りだけしか見れないと寂しいものなので
『これはもう後の祭りだな』と言った表現で使われるようになりました。

えーっと。
「後の祭り」があるからには、前の祭りがあると考えるのは当然の流れですね。

というわけで私のオツムが血祭り、ということで本日は解散!