補いすぎ

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イチロー大暴れ! 自己メジャー最多タイ4得点

4得点したことはさておき、問題は下の記述。

イチローは「シアトルまで(移動が)長いから(連敗が止まって)よかった。5月だけの結果はしらないが、 不思議ではない。ボクがやっているんだから不思議だったらおかしい。 (球宴は)これで決まるんじゃないでしょ。ジーターがオークランドにいたら、 (得票トップには)ならないよね」と話していた。

ちょっとさすがに行間読みすぎですよ。 まずは、イチローが語った言葉だけを抜き出してみましょうか。

イチローは「シアトルまで長いからよかった。5月だけの結果はしらないが、不思議ではない。 ボクがやっているんだから不思議だったらおかしい。 これで決まるんじゃないでしょ。ジーターがオークランドにいたら、ならないよね」と話していた。

ずいぶん印象が変わったのがおわかり頂けたかと思います。

では、詳しく検討してみましょう。
まず、第一文。

「シアトルまで長いからよかった」

長いのはなんなのか、何がよかったのか。かなり不明確です。 例えば長いのが「ホクロから生えている毛」、 よかったのが「勇気が湧き出てきて」とすれば、

「シアトルまで(ホクロから生えている毛が)長いから(勇気が湧き出てきて)よかった」

となります。「シアトルまで」はどこいった。

同様に、第4文、第5文も、

「これで決まるんじゃないでしょ。ジーターがオークランドにいたら、ならないよね」

これだって、何の話かわかりませんよ。 例えば高オニの話かもしれないじゃないですか。

「これで(オニが)決まるんじゃないでしょ。ジーターがオークランドにいたら、(ボクはオニに)ならないよね」  

あるいは、ミスユニバースの話かも。

「これで(ミスユニバースが)決まるんじゃないでしょ。ジーターがオークランドにいたら、(ボクがミスユニバースに)ならないよね」

というように、言葉の裏に隠された思いについては様々な可能性を考慮するべきですので、 マスコミの情報操作に操られてはいけないと強く思いました。