ラノベに挑戦

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筒井康隆さん、73歳でライトノベル作家に - MSN産経ニュース

筒井さんの公式ホームページによると、「ビアンカ・オーバースタディ」というライトノベル作品を2008年1月発売予定の雑誌「ファウスト」(講談社)に掲載する。詳細は未定という。

筒井さんの公式ホームページに直行するオレ。→筒井康隆 - 公式サイト
おー、禁無断転載とか書いてあるから貼らないが、確かに書いてある。

ということで、「ビアンカ・オーバースタディ」の内容を勝手に大予想。


ビアンカは息を細く、しかしながらゆったりと力強く吐いた。

「呼ッ!!!」

次の瞬間、ビール瓶は上下二つのパーツに離れていた。
切り口はまるで刃物で切り取ったかのように滑らかだ。
ビアンカは目を細めて切り口を見つめている。その息はまるで乱れていない。

「ビアンカ。勉強にあきたからってビール瓶の試し割りはもうやめなさい。 もう何本目ですか。ビールがもったいないですよ。ちゅるちゅる。」

床にこぼれたビールをすすりながら話しかけてきたのは、 ビルフォード・ロドモゴストロブカナフシャリー。
ビアンカの家庭教師だ。

ビルは世界博士の権威で、宇宙の起源から動物の排泄物に住む無数の微生物まで、何でもよく知っている。
そんな人物が、なぜか女子高生の家庭教師をしている。
しかしビルはその境遇に全く不満を抱いていないようだ。
ビアンカの存在そのものに興味があるからだ、と彼は笑ってその問いをかわす。

「あたしに指図するな!」
パシッ

瞬間放たれた音速の後ろ回し蹴りを、ビルは右手で受け流しつつ逆に軸足を軽く払った。 ビアンカは今月37回目の敗北の悔しさにひたりながら、ぐるりと回る天井のシミの動きをとらえていた。

今日も補習だ。


ラノベっぽさを出そうとして強烈に失敗している。
そもそもなんだこれは。格闘モノなのかSFモノなのかハッキリして欲しい。
と自分で書いたものにカラむのも芸がないので終了。

続編はありません。