深読み力

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を感じた2件。

熊谷地方気象台によると、8日のさいたま市内の最高気温は10月中〜下旬並みの20・4度。午後7時は13・7度まで低下していた。「みんなも着る?」スクール水着男出没…さいたま : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

スクール水着男が出没したニュースの最後の2行。

気温が原因ではないか?というような直接的なコメントはないが、
何の関係もない情報を書く意味はないわけで、
ここでも記者は深読み力を発揮していると言えよう。

っていうか、気温が低下していたら、寒くて逆に水着にはならないのでは?
という反応を予期した釣りだとしたら、いい釣り師だと言えよう。

次。

イチローは9年連続ゴールドグラブ獲得を知人からのメールで知った。現在は所用で日本に一時帰国中。午前9時ごろ、起きがけの朗報だったようで「テンションがち上がり! 今日も元気に頑張ります」と明るい声で話した。
(中略)
ただ一方で、9年も続くとなると喜びの表現も尽きてくるようだ。相撲の真剣勝負を意味する「ガチンコ」が短縮され、“非常に”といった意味内容を持つ若者言葉を使った短いコメントに、そんな心境がうかがえた。テンションがち上がり!/大リーグ速報/デイリースポーツonline

まぁ、うかがえないな。普通。

そもそも「テンションがち上がり」が「がち」が、
「ガチンコ」の短縮だとなぜ決めつけるのだろうか。

「テンションが ち(まちまと)上がり(ました)!」の短縮かもしれないし、
「テンションが ち(っとも)上がり(ません)!」の短縮かもしれない。

前もこんなこと書いたような気がしたら、書いてた。
補わない (うむらうす)

なんだよこれ8年前じゃん。進歩ないな自分!