感想メモ:「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)
「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)
  • 発売元: 光文社
  • 価格: ¥ 777
  • 発売日: 2010/01/16
  • 発売日: 2010/01/16

★★★☆☆

はじめての課長の教科書」の酒井穰氏による
人材育成についての本。
何のために、誰を、いつ、どのように、誰が、
どうやって育てるのか。効果はどう測定するのか。
というような内容。

大意を理解するのも大事だが、
随所に現れるフレームワークが参考になる。

  • 組織には学習能力という観点から見て、
    「積極的学習者(全体の10%)」
    「消極的学習者(全体の60%)」
    「学習拒否者(全体の30%)」
    の3種類の人材がいる
  • 「伸びる人材の共通点」
    ○素直であること
    ○好奇心旺盛であること
    ○忍耐があり、あきらめないこと
    ○準備を怠らないこと
    ○几帳面であること
    ○気配りができること
    ○夢を持ち、目標を高く設定することができる人
  • ケラーのARCSモデル
    Attension
    Relevance
    Confidence
    Satisfaction

他、メモしたのは以下の点。

  • しっかりと認識したいのは、
    「社会貢献のための企業活動」ではなくて、
    「営利活動を通した社会貢献」という、
    口を開けば必ず「お金のにおい」がする
    民間企業ならではのリアリティーです。
  • 企業における人材育成の目的は
    企業理念の浸透にこそある
  • 人材の維持・管理において
    明るさと社交性に代わるような武器はありません。

一度読んで終わりというよりも、
人材育成について考えるときに、
読み返して参考にするという使い方が良いと思う。

オススメ度は★3つ。

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)
「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)
  • 発売元: 光文社
  • 価格: ¥ 777
  • 発売日: 2010/01/16

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