感想メモ:地頭を鍛えるフェルミ推定ノート

★★★☆☆

コンサル会社の就職面接などで出てくるという、フェルミ推定。
「地頭力を鍛える」で一躍有名になった。
そのフェルミ推定が三度の飯より好きな(言いすぎ)、
フェルミ推定マニアの東大生が、
解法をパターン化して説明しているのがこの本。

復習がてらまとめておく。
○ストック問題
→所有アプローチ
 →個人・世帯ベース
 →法人ベース
→存在アプローチ
 →面積ベース
 →ユニットベース

○フロー問題
→マクロ売上推定(需要サイドから)≒市場規模推定
→ミクロ売上推定(供給サイドから)≒店舗売上推定

説明はしないが、なんとなくわかるかな。
こういう解法の紹介と、例題と練習問題を解くことで、
パターン認識できるようになりましょう、という本。

さて。
正解なき問題に対しても、論理性を持って推測することで、
その人の知性を問うというのがフェルミ推定問題だ。
しかし果たして、パターン化して解法をマスターすることで、
比例して知性が上がるのだろうか?

まぁ、紹介されている解法はフレームワークのようなもので、
知ってる方が賢くなるだろうからいいか。
オススメ度は★3つです。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

「感想メモ:地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です