感想メモ:宇津木魂 女子ソフトはなぜ金メダルが獲れたのか

宇津木魂 女子ソフトはなぜ金メダルが獲れたのか (文春新書)
宇津木魂 女子ソフトはなぜ金メダルが獲れたのか (文春新書)
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 777
  • 発売日: 2008/10/16

★★★★☆

北京五輪で見事金メダルを勝ち取った、女子ソフトボール。
シドニーで銀メダル、アテネで銅メダルを取った時の、
宇津木妙子元全日本監督が語る、指導哲学。

という帯になっているが、それだけではない。
シドニー、アテネ、北京の裏側もわかり、おもしろい。

もちろん人間ですから、話しやすい選手と話しにくい選手がいます。
気が合う・合わないというタイプの問題もあります。
でも、選手にソフトボールに対する情熱があって、
指導者に実力主義と配慮があれば、そんな壁は簡単に乗り越えられるのです。
監督と選手が一度もぶつかり合ったことがないとすれば、
それはソフトボールに真剣に取り組んでいないからなのです。

新書サイズということもあり、一気に読めた。
この人は熱い。相当熱い。
確かに厳しいが、その中にも愛があるからこそ、選手は付いてくるのだろう。

スポーツをしている人も、そうでない人も参考になる部分が多いでしょう。
オススメ度は★4つです。

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