Documentsを使えば、iPhoneやiPadに簡単にファイル(PDF、音声、動画など)を送れます

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

今は時間がないけど、あとで移動時間とかに、
iPhoneやiPadでファイルを開きたい。

よくありますよね。こういうこと。
私なんか、常時20個ぐらいのファイルが、
私に開かれるのを、今や遅しと待っています(←早く開け)

こんなとき、あなたならどうしますか?

一般的には、ファイルをiTunesに登録し、
同期してiPhone/iPadに送るかと思います。
だいたいこんな手順ですね。

  1. ファイルをiTunesのライブラリにドラッグアンドドロップ
  2. 必要に応じて、ファイル情報を編集(ミュージック→オーディオブックなど)
  3. iPhone/iPadをPCやMac接続し、iTunesで同期する項目にチェックし、同期

しかし、ものぐさの私は、
このファイル情報編集やiTunesの「同期」すらめんどくさい!!
もっと簡単にできたいです!!

とTwitterでボヤいたら、ステキな解決法を教えてもらいました。
試してみたら、かなり満足しましたので、やり方を紹介します。

  1. 使用するもの
    1-1 Documents
    1-2 クラウドストレージ(Dropbox, OneDrive)
  2. やり方
    2-1 クラウドストレージにフォルダを作成する
    2-2 そのフォルダをDocumentsで同期の設定をする
  3. 使い方
    3-1 送りたいファイルをクラウドストレージのフォルダに放り込む
    3-2 Documentsを開き、同期しているフォルダを開く
    3-3 ファイルを開く
  4. やってみた感想
    4-1 フォルダに放り込んでおくだけなので、とっても快適
    4-2 大きいファイルは、WiFi環境で同期しておくといい

1. 使用するもの

1-1. Documents

Documents 5 - 高速 PDF リーダー、ダウンロードマネージャ
販売者名 Igor Zhadanov (サイズ: 75.5 MB)
App Storeで詳細を見る

万能ファイルマネージャーです。
今回のキモです。かなりできる子です。
GoodReaderより、今回の用途には適しています。

1-2. クラウドストレージ(Dropbox, OneDrive)

DropboxやOnedriveなどの、クラウドストレージを用意します。

Dropbox
販売者名 Dropbox, Inc. (サイズ: 61.3 MB)
App Storeで詳細を見る

OneDrive - ファイルと写真向けのクラウド ストレージ
販売者名 Microsoft Corporation (サイズ: 93.4 MB)
App Storeで詳細を見る

他のものでもよいですが、
フォルダを見張って、ファイル追加などの変更があると、
自動的にアップロードするタイプがいいです。

2. やり方

2-1. クラウドストレージにフォルダを作成する

ストレージを開いて、すぐ見えるところに作るといいです。

Documents04.jpg

↑左の「ネットワーク」から
DropboxやらOneDriveやらに接続して、
こんな感じにフォルダを作って、
読みたいファイルを放り込みます。

2-2. そのフォルダをDocumentsで同期の設定をする

この「同期」を押します↓ Documents06.jpg

するとこんな感じになるので・・・ Documents05.jpg

力強く「同期」を押します。

すると、こんな感じに、
「書類」の中にフォルダが出現します↓ Documents01.jpg

3. 使い方

3-1. 送りたいファイルをクラウドストレージのフォルダに放り込む

そのまんまです。作ったフォルダにファイルをコピーします。
Finderのサイドバーに、フォルダを登録しておくと、
放り込みやすくなっていいですね。

3-2. Documentsを開き、同期しているフォルダを開く

おもむろに、iPhone/iPadでDocumentsを開きます。
すると、もうそこに、さっきのファイルが鎮座ましています。

Documents06.jpg

↑Yes!

今、「鎮座ますってなんだ?」と、
ゴーストがささやきましたが、
調べ始めるとめんどくさそうなので、
スルーしたいと思います。

ファイルをコピーしてから、あまり時間が経っていないと、
同期が終わっていなかったりします。
あわてず少し待ちましょう。

3-3. ファイルを開く

ファイルをタップすると、だいたい開けます。

4. やってみた感想

4-1. フォルダに放り込んでおくだけなので、とっても快適

iTunesの同期とか不要なのが、すこぶる快適です。

4-2. 大きいファイルは、WiFi環境で同期しておくといい

Documentsでファイルを開くとき、
クラウドストレージからダウンロードしています。
サイズが大きい、動画ファイルなどの場合は、
WiFi環境で開いておくといいでしょう。

4-3. 音声の再生速度が変えられたら完璧

これができたら、非常にうれしいです。


ということで、iPhone/iPadにファイルを送る、
すこぶる簡単な方法を紹介しました。

GoodReaderでも、同じような手順を踏めば、
同様のことができます。

GoodReader
販売者名 Good.iWare, Inc. (サイズ: 39.1 MB)
App Storeで詳細を見る

GoodReaderは高機能な分、有料のアプリです。

が、今回の用途では、無料のDocumentsで
十分かと思います。

<独り言>

ファイルのアップローダーが変わったら、
スクリーンショットに影が自動でつかなくなって、
見にくくて困りました。