感想メモ:子育てはお金の教育から

子育てはお金の教育から (PHP文庫)
子育てはお金の教育から (PHP文庫)
  • 著者:邱 永漢
  • 発売元: PHP研究所
  • 発売日: 1989/09

★★★☆☆

日本人は一般的に、お金のことについて話すのを、
品がないという風にみなす傾向にある。

とはいえ、生きている限りお金のことはついて回るのだから、
子供にしっかりとお金のことを教えるのは、
親としての責務であるような気がする。

この本は、ビジネスのエキスパートである邱 永漢氏の
教育方針が語られている。内容はお金のことに限らない。
さすが、実用的な教育方針で、自分が実行できるかはさておき、
なるほどなぁ、と考えさせられることが多い。

基本的に、自分が持っている以上のことは教えられない、
という制約が、親による教育の限界である気がする。
まず、お前ががんばれよ、ということでしょうな。
軽く読める本で、参考になりました。
オススメ度は★3つです。

目次
1章 なぜ今、お金の教育が必要か―お金に裏切られる親子関係

2章 バカにされないお金の貯め方使い方―親である自分は大丈夫か

3章 子は親の首かせ財布貸せ―息子の「金銭感覚」とどう対決するか

4章 学歴に負けない生き方―学校は「お金」を教えない

5章 お金からの自立をどうやるか―しっかり者の子供に育てよ

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