感想メモ:10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気

10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気
10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気
  • 発売元: 現代書林
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2008/11/05

★★★★★

感謝の力

 大きくくくれば「どうすれば成功できるか」について語っている本。
しかしそれだけではなく、心の持ち方や人との接し方についてもヒントを与えてくれる本。

 タイトルになっている10人の法則とは「10人の大切な人に感謝を伝え恩返しをする」という、
一見簡単に見えるものである。しかしその裏には以下のような意味がある。

  • 感謝の力:感謝は喜びを、喜びは感謝を呼ぶ
  • 返報性:他人にすることが自分に返ってくる
  • モチベーションは報酬系(喜び→ドーパミン)と防衛系(恐怖)

 また発展形として、他にも10人の法則がある。

  • こうなりたいと思う人10人と付き合う
  • 悩みの解決には10人の異業種と付き合う
  • 自分の枠を広げるには10人の異性と付きあう(独身限定)
  • 肯定的になるには毎日5人を喜ばせる

 繰り返し強調されているのは、感謝と喜びを持つことの重要性である。
そして、著者は北京で金を取ったオリンピックソフトボール代表、
甲子園で優勝した駒大苫小牧の指導をしたという実績もあり、言葉の重みも増す。

 また読み返したいと思った。★5つ。オススメ。

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