感想メモ:経済学的思考のセンス

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
  • 発売元: 中央公論新社
  • 価格: ¥ 819
  • 発売日: 2005/12

★★★☆☆

 「美男美女は得か」「賞金とプロゴルファーのやる気」
「年金制度」「成果主義」などを例に、
インセンティブなどの経済学的な考え方を説明している本。
しかし、このような手法で説明している本は、別段珍しくはない。

 思うに、この本のウリは、巻頭の小学生の質問への回答である。
タイトルの「お金がない人を助けるにはどうやって助けるの?」というのは、
小学生の質問なのである。
子供の素朴な疑問に、誠実に、かつ簡潔にわかりやすく回答している。

 他の経済学的な内容については、行動経済学の本や「ヤバい経済学」の方が
おもしろかったのでオススメ。★3つ。

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Socialtunes – haru

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