取扱商品は、スーパーのチラシを何十ページも束ねたような分厚いカタログに掲載されてきます。カタログを眺めて、OCR用紙に記入する、というプロセスも私は気が進みません。webでちゃっちゃと選んで、しかも定番品はいちいち毎回入力しないでいても、締め切り時間までに変更しなければ同じだけ発注するくらいでいい。紙のカタログがいいという方も、たくさんいらっしゃるでしょうから、webのみであるべきではないでしょうが、私にはカタログ配達がそもそも不要で、そういう人は他にもたくさんいるのではないでしょうか。
取扱商品は、カタログからは、生協間の違いを知るのは難しいようです。ダイエーとイトーヨーカ堂よりは違うけど、業務スーパーと普通のスーパー、普通のスーパーと紀伊国屋よりは違わないくらいでしょうか。添加物や農薬に敏感で、スーパーと同じくらいかちょっと高いくらい。顧客セグメントはほぼ同じ、生協を統廃合しようという話になるのも、もっともです。
最近は、多くの生協でインターネット注文が可能になっているようですが、この注文サイトは非常に使い勝手が悪いです。
- 商品名と価格のテキストデータしか取り込まれていない。写真や「賞味期限」「特価」「次回未定」といったカタログには載っている情報は参照できない。
- 検索ができない。
- 目的のものを探し出すための操作性が悪い。例えば「牛乳が欲しいな」と思ったとすると、「カタログに掲載されている牛乳の商品NOを探し出して入力する」か、または「50ページくらいあるカタログの中から、どのページにあるかを探し出して、一覧表示されたら発注数量を入力する」という操作をする。
ちょっと作りこめば、更新の手間もかからず、ごく普通のネット販売のように綺麗で便利なサイトが作れるように思いますが。
ちなみにネットで注文できるようになるために、申し込みが別途必要な生協もあります。面倒なので、申し込みが必要なところには申し込んでいません。ずぼらで、すいません。
続きます。