日本語の奥深さ

問)日本語について考察せよ(10点)

日本語というのはおもしろい言語で、 文の最後にならないと否定文か肯定文かもわからないわけで、 このように長い文を読んでいても、 書き手が結論として何を言いたいのか全くわからない場合もあるのですが、 私の場合はそれ以前に何を書くか決めていないため、 わかられてしまっても困ってしまいますよだってそうでしょう刑事さん、 という言葉を聞きつつ苦い顔をしている舘ひろしが私の頭の中にうかんだわけですが、 こんな何が言いたいのかよくわからない文は読んでいてイライラするという向きもあるようですが、 むしろ逆にこのあいまいさこそが日本語の長所ととらえることもできるのではないか、 そういうことを私は提唱したいというふうに文を締めればそれで一段落するわけなんですが、 私はそんな一筋縄では終わらせないぞ、二筋縄、いや三筋縄だ、 よーし、それならパパは十筋縄だぞすごいだろ、 わーすごいやパパ今日のおかずは焼き肉だね! なんだそれお前が食べたいだけだろう、 てへっバレちゃった、 といった感じの一家団欒の様子を思い描き目頭を熱くしたそのとき、 左足の親指の付け根辺りがオレンジ色に発光し始めた!

つづく


自己採点 3点(甘め)