FinkからMacPortsへ乗り換えた

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MacOSXはにUNIXのツールをインストールする便利ソフトとして、FinkとMacPosrtsが有名だ。 今回は、今までFinkを使っていたのをMacPortsに乗り換えることにした。

なんでか?なんとなくだッ!(1分ほど調べたが差がよくわからなかった)
ということで以下やり方。

1.finkのアンインストール

ターミナルを起動し、以下のコマンド(「$」以降)を打ち込む。

$ sudo rm -rf /sw

「sw」を打ち忘れると大変なことになる(全部消える)ので気をつけること。

参考:Fink - F.A.Q. - Fink の使用方法

2.Xcode最新版入手

http://connect.apple.com/から。 アカウントは無料で登録できるので入手し、ログイン。 「Downloads」→「Developer Tools」と進み、 「Xcode X.X.X Developer Tools」で、X.X.X(数字)が一番新しいものをダウンロード。('08 11月現在は3.1.1)

4.X11インストール(Tiger以前)

OSインストールディスクから。 Leopardからは、標準でインストールされるのでこの作業は不要。

5.MacPortsインストール

やっと本題にたどり着いた。
http://svn.macosforge.org/repository/macports/downloads/からダウンロードする。'08 11月現在1.6.0が最新。

6.環境変数設定

シェルがBashHの場合(Leopard標準)
.bash_profileあるいは.bashrcに以下を追記

export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

CSH, TCSHの場合
.cshrcとかに以下を追記。

set path = (/opt/local/bin /opt/local/sbin $path /Developer/Tools)
setenv MANPATH /opt/local/man:"$MANPATH"

設定したら一度ターミナルを終了させて、新しく立ち上げて「env」と入力。 PATHとMANPATHの表示に、以下のように/opt/....が入っていればOK(太字の部分)。

PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/usr/local/bin:/usr/X11/bin
MANPATH=/opt/local/man:/usr/share/man:/usr/local/share/man:/usr/X11/man

あとは以下のコマンドを打ち込んで、MacPortsをアップデートすれば使える状態に。

$ sudo port -d selfupdate
$ sudo port -d sync

ソフトの検索、インストール、アンインストールはそれぞれ

$ port search ソフト名
$ sudo port install ソフト名
$ sudo port uninstall ソフト名

他、使い方についてははこべにっき#さんに詳しい。
MacPortsでステキなUNIXツールをインストール - はこべにっき#


ということで、以上で乗り換え作業終了! とりあえずsl でもインストールするかな・・・と思ったらMacPortsにはないじゃん!

〜終了〜

参考: