君の名は「たゆう」

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「たゆう〜!」

と子供連れのお母さんが言っているのを耳にした。
声の感じからして、子供を呼んでいるのだろう。

しかし、「たゆう」って、どんな名前なのだろう?
パッとは思いつかなかった。

最近のお子さんの名前の多様化は、
確かにめざましいものがある。
だからと言って、ちょっと考えてわからないというだけで、
白旗を上げるのは、知的怠慢なのではないか。

と勝手に自分を戒め、脳細胞をフル稼働させて、
どんな名前が考えられるかを考えてみることにした。

1. 「たゆろう」を短くして「たゆう」

アレですね。
山下た(以下略)

2. 「大夫」または「太夫」

そもそも、「たゆう」と感じ変換すると、
「太夫」「大夫」なわけです。

で、「大夫」って名前だっけ?役職?
パッと思いつくのって「山椒大夫」じゃないですか。
でもあれって悪者?
「大夫」って尊称っぽいのに?

調べてみよう。

たゆう たいふ 1【大夫・太夫】
〔五位の通称「たいふ」から転じた語〕
① 能楽の観世・金春・宝生・金剛各流シテ方の家元の称号。
② 浄瑠璃の語り手の称。三味線引きにもいう。義太夫・嘉太夫などと芸名に添えても用いる。
③ 歌舞伎で,女方の敬称。
④ 江戸吉原など官許の遊郭で,最高位の遊女の称。明和(1764〜1772)以降消滅。
⑤ 万歳(まんざい)の主となる方。 →才蔵
⑥ 神主・禰宜(ねぎ)などの神職の称。
⑦ 神社の御師(おし)の称。

やっぱり、辞書的には、別に悪者じゃないっぽい。
4とか見ると、最高位の遊女の人だって。
女性でもいいわけですね。

じゃあ、悪者じゃない「大夫・太夫」って...?

あ!グレート義太夫!
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