iPod TouchとiPhoneとiPadとネットについて考えてみた

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世間はiPhone4やiPadの話題で花盛りだ。
しかし私の中での要チェックニュースは、
次世代iPod Touchについてだ。これしかない。

mac lalala2さんでいくつか記事が掲載されているように、
今度こそ、確かそうだ。
9月1日に発表されるのは何か?

さて。

私がなぜiPhoneを 買えない じゃなくて、
戦略的非購入を選択しているかというと、

・家族が皆docomo
・うっかりiPadなんか買っちゃったりなんか
しちゃったりしたときに、ダブルで通信費を払うのは
もったいないという絵に書いた餅を恐れている

ということだったりする。
後者については、さりげなくイーモバとかWiMaxとか
b-mobileとかをさりげなくチェックしたりしていたのだが、
最近ちょっと考えが変わってきた。

というのも、ネットにつながっていることのデメリット
気になり始めてきたからだ。
そのデメリットとは、

「集中が途切れる」

ということに他ならない。

メール、RSS、twitter。
これらは脳にとって強い刺激で、
興奮している脳を誘惑する力は非常に強い。
ネットにつながっていること、それ自体によって
脳みそCPUの何%かが割かれている感触がある。

TANGIBLEのMIT石井教授もNHKの番組で
「パソコンは集中できないから、考えるときは使わない」
と言っていた(ような気がする)。

最近私も、このことを特に感じるのだ。

私は時間があるとカフェで考えごとをする習性があるのだが、
歴戦のiPod Toucherであるところの私は、
この時間はスタンドアローンモードに突入する。
そしてこれが、思いの他、良いのだ。

ネットにつながらないことがわかっているので、
メールを見たりtwitterをしようという気が起こらない。
すると、自然、ノートや本、メモに集中せざるをえないのだ。
同じ1時間でも密度がとても濃い

一方、公衆無線LANがつながるところに陣取ることもある。
この場合、1時間のうち確実に10分以上は、
メールチェックやらRSSの消化やらに取られている、
ということが、時間を測ってみたら判明した。

例え時間に現れていなくても、脳みその中で
(メール見ようかなー、いやいやさっき見た。時間の無駄!)
と考えるのも、集中力の密度を考えると全く良いことではない。
のだが、画面の左上に電波強度が表示されていると、
どうしても視界には入ってしまう。

こう考えると、家や職場はネットにつながっているので
頭を使う仕事はやりにくいことになり、実際、そう感じる。

なんか作業をしようとしていたはずが、
気がついたらネットサーフィンでビッグウェーブを
乗りこなしてたよ!という心当たりがある人は多かろう。

集中するための究極の環境は
「ホテルに缶詰め」なのだろう。
これは仕事以外にすることがなくなるから。
(逃げられないようにする、という意味合いが
どれくらいあるのかは知らない)
そのライト版が私の中ではカフェだ、という話だ。

さて、この話は、私が意思薄弱だからなのだろうか?
それはわからないが、個人的には、こんなことが今ごろ
わかってきたのだ。

こういうスタンドアローン環境では、
手帳やノートが大活躍する。
そしてもちろん、愛機iPod touchも大活躍する。
が、いくら入力スピードが早まったとしても、
片手入力なので限界がある。

こうなると、取り出しやすく、起動が速く、
かつ入力もそこそこ行けるiPadさんに、
興味が出てくるわけなんだな。

という話が、iPad衝動買いに対する手のこんだ言い訳なのか。
iPhoneを買えないことに対する負け惜しみなのか。
判断は皆さんにお任せする。

ただ、ひとつ言えることがあるとすれば、
「私はiPadは持ってない」ということだろう。
(この記事ほとんどiPod Touchで書きました)