将棋タイムという便利なJavaScriptの将棋棋譜再生プレイヤーのテストと表示のコツ

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<追記>
2021年に「将棋タイム」がアップデートされていた!
呼び出し方もscriptタグからshogi-timeタグに変更になっていたので、
内容をアップデートした。
やはり後手番スタートはできなかった。 <追記ここまで>

以下のようにshogi-timeタグを使って、
KIF形式の棋譜ファイルを指定するか、棋譜をテキストで貼ると、
プレイヤーで手順を再生できる。便利!

<script src="将棋タイムのJavascriptファイルのURL" defer></script>

でスクリプトを呼び出しておいて、

<shogi-time kif="KIF形式ファイルを置いた場所のURL"> </shogi-time>

または

<shogi-time kif="
手合割:平手
先手:
後手:
   1 2六歩(27)
   2 3四歩(33)
   3 7六歩(77)
   4 4四歩(43)
   5 4六歩(47)
"></shogi-time>

というような形で盤面を表示する。

将棋大図書館の、四間飛車対右四間飛車の定跡
プレイヤーで表示してみる。

ここまでが基本図。

以下が、右四間成功例。

以下、四間飛車側の対策。

5四銀+4一金待機型

4一に金を残し、3七桂に1二香で取れる駒がない。先手失敗。

対穴熊

対天守閣美濃

いくつかプレイヤーが表示されないケースがあった。

  • 変化も表示できるが、分岐が多すぎるとプレイヤーが表示されないっぽい

  • 途中局面から表示することもできるが、手順が再生できないものがある
    →途中からだからといって、手数を15からとかにするとダメみたい。
    途中からでも、カウントは1から始めると表示できることが多い

  • 途中局面後手番から始めると、先手の駒も後手として動いてしまう
    こんなゆかいなこと↓になってしまう。

→色々試したが回避できなかった。
現状の回避策は、絶対に先手番からスタートさせること


後手番から表示できないのは、機能としておかしいので、
何か間違えているのだろう。仕様が欲しい。