天才

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天才を描くのは難しいものです。
なぜならほとんどの人は天才ではないので、天才が何を考えているかはわからないからです。

私が一番印象的だった天才の描き方は、バトルロワイヤルの桐山君でした。 彼はあまりにも天才なあまり、バイオリンを華麗に弾きこなしたあげくに、 なんとそのバイオリンをゴミ箱に捨ててしまうのです!!
さすが天才、理解不能!

しかし笑ってばかりもいられません。 私たちもいざという時のために、天才の一人や二人描けるようにしておいた方がよいでしょう。 そこで今日は、私がとっておきに天才の描き方を皆さんに教えて差し上げましょう。

1.描ききらない
天才を全て描ききるのはやめましょう。 我々は天才について理解している訳ではないので、 天才の方が読んだときに「クスクス。本当の天才はこんなことしないのに」と思われちゃいます。 例えば、天才は常に右の鼻の穴から息を吸い、左の鼻の穴から息を吐くため、 右の鼻の穴をふさぐと非常に苦しがります(ウソ)。

2.常に余裕を持たせる
要するに天才はいっぱいいっぱいにはならない、と。 天才ならば、右手で米粒に菩薩の絵を描きながら左手でドミノを3万個並べつつ、 右足でラグビーボールでリフティングを3000回しながら左足でピアノを弾きつつコーヒーとか飲んじゃうわけですよところであなた浮いてる?

3.難しい言葉が多い
ここがキモです。 例えば「好きです」よりも「僕のパトスがペーソスとコギトにアンチテーゼ」とかの方がいいのです意味不明。

以上を踏まえて、皆さんもいつでもリアルな天才を描けるようにしておきましょう。