Web2.0に関する一考察

mutaさんなんちゃってなIT用語辞典24でWeb2.0についてとりあげておられる。 いつもながら頭が下がるが、超力作である。 私があれぐらいの文章を書くとすると、35時間ぐらいかかる。 ちょっと言い過ぎたけど精神的にはそんな雰囲気。

そんな私がWeb2.0という言葉の本質を、今ここに比較的簡潔に明らかにしよう!(注:この時点でまだ何も考えてません)

Web2.0という言葉は、あくまで1.0があっての2.0なんです。 2.0だけでは完結できない、不完全な概念なんですよ。 こういうネーミングってね、ブームが去った後が悲しいんです。 よく見るのがね、歌のタイトルの最後とかに付いてる年号。'95とか。 どんどん開いてくのね。今との差が。 だからね、なまじ「新しいことを示す記号」なんか名前に付けちゃいけないのよ。 どうせ陳腐化するんだから。

私ならこんな名前にするね。
「Webはちきれんばかり」
もうなんかすごそうね。1.0との差なんて一目瞭然。誰も迷わない。 こっちははちきれんばかりなんだもの。何がって知らんよそんなこと。

それがダメならこんな名前にするね。
「Webためいき」
なんか切ない感じね。1.0なんかとは、深みが違う。1.0なんて薄っぺら。 次のバージョンが何なのかとか全くわからない。たぶん「Webくるぶし」。適当。

もうこれが最後ね。
「Web宇宙」
もうなんか超絶した感じ。ひろがりんぐ。全くどんなWebか想像ができない。更に後がない。 ドラゴンボールでフリーザ出して「宇宙最強」って言っちゃってその次「セル」 何それ?強いの?みたいなそんな感じ。

ということで、予想通りWeb2.0の本質とかかけ離れた議論に終始しました。 これでそんな小さい概念にこだわって悩んでいてはいけないんだよ、 ということが伝われば、これ以上の喜びはありません。

じゃ、そういうことで。