読書メモ:セイラー教授の行動経済学入門

セイラー教授の行動経済学入門
セイラー教授の行動経済学入門
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2007/10/27

★★★★★

 経済学の守備範囲を超える例外について、いくつもの例を挙げて説明している本。

 経済学では「人は全ての選択肢を考慮し、その中から最適なものを選択する」としている。しかしこれは、社会主義の前提と同様ムリがある。現実の人は、そんなに賢い存在ではない。

 例えば、必要以上に現状維持を好むし(現状維持バイアス)、理論的な最適な行動以上に損を避けようとする(損失回避)。あるいは、期待値の最大化とはほど遠い行動を取ってしまう(ギャンブル)。そしてその理由は、人間が理性的な計算よりも心理的な判断に拠って行動してしまうからである。

 古典的な経済学では心理的な要素を重要視しないのに対し、行動経済学では心理的な要素も考慮し、先に挙げたような経済学の前提に修正を加えようとする。私には、その試みは非常にまっとうであるように思えるのだ。★5つ。 オススメ。


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このページは、2008年7月 4日 00:57に書かれたブログ記事です。

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