シャリ感

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私が初めて「シャリ感」という単語と初めて出会ったときの衝撃は今でも忘れられない。 自転車を全速力でこいでいて、向かってきた蚊と正面からぶつかったような衝撃、といえば少しはわかってもらえるだろうか。

しかしこの「シャリ感」、様々なシチュエーションで利用可能な汎用ワードであるように思われるが、奇妙なことに靴下業界でしか見かけたことがない。そこで私はここに、他の業界での使用例を示し、普及を促したいと思う。

1.寿司業界
大将、このアナゴのシャリ感、たまんないねぇ!
うまいのはシャリだけで、ネタはうまくねぇってことですかい?

2.氷菓業界
大将、このかき氷のシャリ感、たまんないねぇ!
わかりましたから早くお金払ってくださいよ。

こんだけあれば世界中に「シャリ感」という言葉の普及は目前・・・ と思っていたら全然上がいた。 調べたところ、「スイカ」「服」「梨」「布団」「タオル」などにシャリ感が感じられているようだ。

砂を噛むような思いだ。シャリシャリ。(←これが書きたかった)