新海誠フィルムコンサート2026を観てきた。控えめに言って最高だった

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新海誠フィルムコンサート2026に行ってきました。
「すずめの戸締まり」「天気の子」「君の名は。」の3作品の音楽を、スクリーンで映像を見ながら、オーケストラの生演奏で楽しむ、というとても豪華な企画です。

まず「すずめの戸締まり」から始まり、次に「天気の子」、そして「君の名は。」と、時間をさかのぼっていく流れでした。

翌日の今もボーッと余韻に浸っているのですが、観に行きたくても行けなかった方のためにも、なんとか言語化してみようかなと思いました。自分が読み返して、あのときの感情を呼び起こせるようにも。

映画の音楽を聴くと、映画を観ていたときの感情がよみがえるんですよね。ああ、こういうシーンあったな、こんな気持ちだったな、というのが音楽で自動的に引き出されるんですよね。

「感情が良い方向にグッと動かされる」というのは、日常そう頻繁には経験しないことなので、非日常の気持ちいい体験でした。

すずめの戸締り:ボーカルのサプライズ!

今回のコンサートの為に制作された特別映像と、東京フィルハーモニー交響楽団による迫力の生演奏でお届けいたします。

とだけあったので、今回は野田さんとかボーカルの方は来ないのね、と思っていたら、「る るーる るるるーる」って!

十明さん歌ってるじゃないですか!!

なんかイヤホンの具合悪いのか、取っていたように見えましたけど、トラブルでしょうか。それはさておき、生の歌唱を聞けて胸熱。 生オーケストラの演奏だけでも十分贅沢なのですが、そこに生のボーカルが入ってくるわけですよ。もう、最高ですね。

演奏は、基本的に映画のシーンに沿って進んでいきます。ああ、こんなシーンあったな、とか。東京上空ですずめが泣きながら草太イスを刺すシーン(東京上空)とか、常世での草太目線での回想シーン(草太の元へ)とか、映画鑑賞時の感動が呼び起こされます。

ただ、ひとつだけ。サントラ聴いている勢としては、次「戸締まり」来るなって思ったんですよ。すずめが子どものすずめと会う、クライマックスのシーンの音楽です。

あー、次来るなー、ヤバイなー泣くなー、と身構えていたらスキップされました。考えてみれば、まだ前半のこの段階で、大き過ぎる波は置けないよね、という判断なのだと思います。

が、あれはぜひ生演奏で聴きたかったので、そこだけ少し残念でした。まあ、あれを映像付きで演奏されていたら、間違いなく涙腺崩壊していたので、命拾いしたとも言えます。

ここまでで多分45〜50分くらい。休憩まだ?
あ、「天気の子」始まっちゃった。

天気の子

「天気の子」は、あまり何回も見返していないので、結構忘れている部分もあり、「ああ、こんなところあったな」と懐かしく思いながら鑑賞しました。やっぱり「グランドエスケープ」は手拍子ですよね。盛り上がりました。

いやー、お天気ビジネスは唯一無二な価値なのですから、安売りしちゃダメですよね。軌道に乗ってからは、受けるのは基本屋外イベントの仕事のみでいいですね。それこそ花火大会とか、野外ライブとか。雨降っても降らなくてもお代はいただくという、保険的なビジネスになるんでしょうね(音楽に関係ない)。

ここまでで1時間20分くらい経ったと思うんですが、やっと20分の休憩が入りました。↑こんな話をしていて前のお客さんに振り向かれてしまいました。風情なくてサーセンwww

君の名は。

そして、いよいよ「君の名は。」です。
私は新海誠監督作品はここから入ったので、やっぱり好きですね。

久しぶりにおばあちゃんの「結び」の話を聞きました。御神体から帰ってくるときの糸守湖の美しい風景と、切ない音楽(御神体)が相俟って、匂い立つようなエモさであることでした。

三葉のテーマの演奏で、映像は三葉が東京まで行ったのに瀧くん(中)に気づかれないシーン。かわいそうでグッと来ますね。

そしてかたわれ時。やっと会えてよかったね、と。
「マッキーペン落とすとき、音楽ブツ切りするのかな?タイミング難しくない?」と思ったら、さすがにそれはなかったですね。

さて、シーンの順番的には、次が「スパークル」なんですが、その前に「なんでもないや」が来ました。あ、スパークルは最後ですね(察し)。社会人になった瀧くんと三葉の例の神社階段のシーンも、セリフ付きで流れていて良かったです。

そして、スパークル
なんと野田さん登場。どよめく会場。

これまでずっと野田さんは出演がなかったので、「今回は野田さんなしなのね」と思っていたら、最後の最後に登場です。会場のボルテージは最高潮(←言ってみたかった)

スパークルはね、最高です。
控えめに言って最高でした。

何がすごいってね。
曲は「人間開花」版なのに(movie ver.じゃない)、スクリーンの映像で
「目が覚めても忘れないようにさ、名前書いとこうぜ」
のセリフの部分で、ちゃんと
「愛し方さえも〜 君の匂いがした〜」
になるんです!タイミングバッチリ!insane!(褒め言葉)
当然、今日一番の拍手でした。

アンコールがありそうな雰囲気で、オーケストラの方々も席に座ったままだったので、「あ、来るかな」と思いながら、みんなで拍手。指揮者の方とボーカル3名の方々と戻って来られて、オーケストラの各パートの方に拍手を送る。それはそれでとても良かったです。そのままもう一度引っ込んで、また出てきて「やっぱり、アンコールあるんだ!」と思ったら、結局終わりで、ズコーッ!みたいな。

ということで、大ボリューム。終わりの時間が書いてなくて、2時間くらいかな?と思っていたら、まさかの約2時間半くらい。

総合的に見て、控えめに評価しても最高だったので、行って良かったです。


このコンサートのプレイリスト作って、新海作品の音楽聴き始めるくらいに、影響を受ける良い体験でした。

新海監督の次回作を楽しみにしつつ、キーボードを置きます。