父親が赤ちゃんを寝かしつける3つのコツ

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父親が育児を行う上での最大の欠点は、
父なのに乳が出ないことである。
(つまらないギャグを放つことは、
育児上あまり問題にはならない)

このことを痛感するのが、
赤ちゃんを寝かしつけるときである。

だっこして、スクワットしまくって、
汗だくになりつつよっしゃ寝たー!
と思ってベッドに置いた瞬間、
背中スイッチがオン!
ギャン泣きですよ。

泣きたいのはこっちですよ。
また振り出しに戻るのかと。
オレの魂の30分を返せと。

ということで、自分ができる
寝かしつけ方法探求の旅が
始まったのだった。

しばらくしたら旅が終わって、
おっぱいなしに寝かしつけることが
できるようになった。

様々な調査と試行錯誤の結果、
会得した3つのコツは以下の通りだ。

  1. バランスボール
  2. 頭の重さ
  3. 手足の力の抜け具合

以下、それぞれについて説明していく。


1. バランスボール

「赤ちゃんを揺らすと寝てくれやすい」
ということはよく知られている。
では縦揺れと横揺れはどちらが
よいのだろう?

試験の結果、縦揺れの方が寝てくれやすい
ということがわかった。
(個人差はあるかもしれません)

しかし、縦揺れを生み出すには、
膝の曲げ伸ばしなどスクワット運動が必要となり、
長い時間やるのはキツイ、という問題点があった。

この問題を解決するのがバランスボールである。

赤ちゃんを抱いた状態で、おもむろにバランスボールに座る。
そこでポヨンポヨンすることで、
簡単に縦揺れを作り出すことができた。
しかも圧倒的に疲れにくい。すばらしい。

また、スクワットで生み出す縦揺れと、
バランスボールで生み出す縦揺れに、
赤ちゃんの入眠効果に大きな差異は
認められなかった。

注意点として、「揺さぶられっ子症候群」に
ならないよう、揺れは激しくせず、なるべくやさしく。
頭が大きく揺れてしまわないよう、
腕を、肩ではなく首の下に差し込むこと。

もう一つの注意点は、親が転ばないこと。
まぁないでしょうが、転ぶと危ないです。

コツ1:バランスボールで縦揺れを生み出す

トータルフィットネス(TotalFitness) フィットネスボール  STT069 65cm
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  • 発売日: 2005/09/12

ウチにあるのは65cmのもの。
探すと似たような商品がいろいろあるが、
多分そんなに変わらないと思う。


2. 頭の重さ

赤ちゃん寝かしつけのジレンマは、
「寝たらなるべく早く置きたいが、
早く置きすぎると泣いてしまい、
やり直しになるのでむしろ時間がかかる」

というところにある。
読み間違えると「振り出しに戻る」なのだ。

ポイントは
「置いても大丈夫になるタイミングの見極め」
である。
どうすればそのタイミングがわかるのだろうか?

答えは野口晴哉氏の本にあった。
「抱いてて頭が重くなったら置いても大丈夫」(意訳)

一見意味がわからないが、これは
赤ちゃんの力の抜け具合を見ろということだ。
酔っ払いを運ぼうとすると重いように、
力が抜けると重く感じるのだ。

つまり、
首まで力が抜けたら≒頭が重くなってきたら、
眠りが深くなってきているので置いてもOK、

ということだ。

もちろん百発百中とまではいかないが、
これを知ってから、かなり寝かしつけの確率が上がった。

コツ2:頭の重さで眠りの深さを感じる

3. 手足の力の抜け具合

2.を極めれば、おそらくかなりの成功率になるだろう。
しかし、頭の重さを感じるのは結構難しい。
そこで、更なるチェックポイントがこの
「手足の力の抜け具合」
だ。

眠りが深くなっていると、
手がダラーンとして、力が抜けてくる。
手を少し持ち上げて、軽く動かしてみても、
ダラーンとしていて抵抗はない。

一方まだ眠りが浅いと、
手を持ち上げて動かしたりすると、
嫌がったりして抵抗が感じられるのだ。

コツ3:手足を動かしてみて、眠りの深さを探る


まとめ。
コツは以下の通り。

コツ1:バランスボールで縦揺れを生み出す
コツ2:頭の重さで眠りの深さを感じる
コツ3:手足を動かしてみて、眠りの深さを探る

以上がノウハウだ。
父親向け講習とか開くと、
お金ももらえそうな内容だが、
それもめんどくさいので公開。
みんながんばれ。

ちなみに、モチベーションアップのため、
感謝の声大歓迎です。

参考: