iMac Late2013が、外付けSSDからの起動とメモリ増設でものすごく高速化した

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今回の作業に踏み切った経緯

  • 最近、iMac(Late2013)の動作が、どうしようもなく遅くなってきた
  • 例えば、日本語を入力するとき
  • 文章をタイプしてから文字が表示されるまで、10秒近く待たされたりする
  • なにこれ!手で書いた方が早いじゃん!
  • アプリの起動も遅い
  • ブラウザとか重いアプリの立ち上げだと、アイコンが元気にピョンピョン跳ね続けるのを、10秒近く無表情で見つめ続けることも珍しくない
  • 全体的に待ち時間が長いので、もうガマンの限界。速くしたい!

調査・検討

  • 2 SSDケース : センチュリー 1分BOX2.5 USB3.0 GREEN LINE
センチュリー
(2019/12/01 14:35時点の価格)
  • 3 メモリ : Transcend ノートPC用メモリ PC3L-12800 DDR3L 1600 4GB 1.35V (低電圧) ×2枚
  • 合わせて3万円弱だった(2017年7月現在)
  • これで速くなるなら、買い替えるより全然コストパフォーマンスが良い。楽しみだ!

作業

メモリ増設

  • メモリの増設は、こちらの通りに行う
    iMac にメモリを取り付ける - Apple サポート
  • 「ボタンを押し込むと、メモリコンパートメントドアが開きます。
    コンパートメントドアは取り外して脇に置いておきます。」とあるが、
    ボタンを指で押してもカバーが開かなかったので、ペンでグッと押したら開いた
  • 他は説明の通り

SSDをケースに取り付ける

  • SSDを慎重にケースに入れて、USB3.0でiMacに接続
  • USBハブにではなく、本体に直接つないだ
  • 「初期化しますか?」と聞かれるので、初期化する。普通にこんな

外付けSSDにOSインストール

結果

  • 日本語入力のもたつきが、全くなくなった!
  • アプリ起動時に、アイコンが跳ねる回数が激減!
  • これまでは、アイコンが5回は跳ねるのは当たり前だったが、
    1回跳ねたら起動するものが増えた。跳ねる回数は1/3以下になった気がする
  • Firefoxが、アイコンのジャンプ1回で起動するとは...!
  • ストレス激減!すばらしい!
  • ディスクの読み書き速度を「Blackmagic Disk Speed Test」で調べてみた
    iMac-SSD-DiskSpeedTest3.png
    READ、WRITEとも400MB/s!すごい!
    でも変更前を調べてなかった!
  • 起動ディスクを内蔵HDDに戻して測ってみると...
    iMac-SSD-DiskSpeedTest1.png
    READ、WRITEとも80MB/sくらい(メモリ増設後の測定)
    単純に読み書き速度が5倍になったってことかな?
  • ちなみに、私の環境では、SSDケースを挿すUSBポートによって、
    外付けSSDから起動できなかったり、読み書き速度が変わった
    りした
    iMac-SSD-DiskSpeedTest0.png
    40MB/sのときも。同じ外付けSSDの速度を測ってるはずなのだが...
  • 私の環境では、一番マシン中心寄りのUSBポートに挿すと、
    ちゃんと外付けSSDから起動して、速度も400MB/s出た!
  • もう動かさないでおこう...

まとめ

  • 動作のもたつきがひどくなってきたiMac Late2013が、
    メモリの増設と外付けSSDからの起動によってかなり高速化できた!
  • 3万円弱で、買い替えたかのようなパワーアップができたので、
    とてもお得な買い物だった!
  • これでまた数年はいける気がする!

古いiMacの動作がもっさりして困ってる人の、参考になれば幸いです。
ただ、全ての環境での高速化を保証するものではありませんので、
改造はat your own riskでね!