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感想メモ:大予測 日本の3年後、5年後、10年後

大予測 日本の3年後、5年後、10年後
大予測 日本の3年後、5年後、10年後
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/10/31

★★☆☆☆

 日本の政治・経済・医療・教育などについて、識者たちが将来を予想している本。1項目につき2〜3ページずつ。

 「そうだろうな」と思う項目もあれば、「それはどうかな」と思う項目もあるのだが、説明が短いので妥当か判断できない。また章によって執筆者が違うことから、微妙にテイストも異なっていて一貫性に欠け読みにくかった。結局のところ、疑問を持ったという記憶は残ったのだが、内容はあまり記憶に残っていない。

 個人的な印象だが、こういう「項目+短い説明」が多く並んでいる概論タイプの本は、頭に残りにくい。むしろ薄くても、一つのトピックについてストーリーを伴って説明している本を読む方が、最終的には理解が早かったりする。

 ということで★2つ。


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感想メモ:空気を読む力

空気を読む力—急場を凌ぐコミュニケーションの極意 (アスキー新書 056)
空気を読む力—急場を凌ぐコミュニケーションの極意 (アスキー新書 056)
  • 発売元: アスキー
  • 価格: ¥ 760
  • 発売日: 2008/03/10

★★☆☆☆

 ただ空気が読める人になるというだけではなく、会議や飲み会などでそれとなく自分の評価を上げることができる技術の紹介。

 という触れ込みなのだが、事例の羅列に終始していて、一つ一つの密度が薄いため、印象に残らない。同じジャンルの本としては「ウケる技術」の方がずっと読後の印象が強い。

 コミュニケーションは相手の反応を予想するのが大事だとか、無茶ブリをされたときの対処パターンとか、拾えるところはあるのだが、特に内容に興味がある人以外にはあまりオススメしない。


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感想メモ:ランチタイムの経済学

ランチタイムの経済学—日常生活の謎をやさしく解き明かす (日経ビジネス人文庫)
ランチタイムの経済学—日常生活の謎をやさしく解き明かす (日経ビジネス人文庫)
  • 発売元: 日本経済新聞社
  • 価格: ¥ 900
  • 発売日: 2004/09

★★☆☆☆

 私は経済学の拠って立つ前提に疑問を持ってしまっている。

 それは例えば「人は全ての選択肢を考慮し、最適な行動を選択する」といったようなものだ。んなわけないと。人はもうちょっと愚かなので、その辺を考慮するモデル化が必要だと思う(経済学すべてがおかしいと言っている訳ではない)。

 従って、この本に書かれているような、その前提に基づき導き出された結論にも、自動的に疑問を持ってしまう。その結論が直感に反するものである場合、なおさらだ。その前提を、より現実的なものになるよう修正を加えた場合、結論はどの程度変わってくるのだろうか。その辺が知りたい。

 こんな考えを持っている私には、「セイラー教授の行動経済学入門」の方がはるかにしっくりきたのだった。


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