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感想メモ:のうだま1 やる気の秘密

★★★★☆

やる気、すぐどっか行っちゃいますよね。
そして探してもなかなか出てこない。

そんな「やる気」さんを自在に召喚する
魔法を身につけられたらすばらしいですね。
ということで読んでみました。

結論:やる気を出すにはカラダを動かす

やる気はじっとしていても出てこない。
カラダを動かして、初めて出てくる。

割り箸を咥えて本を読むと
おもしろく感じたり、
ずっと猫背で暮らしてると
元気がなくなってしまったり、
というやつですね。

やる気が出るのは、
「淡蒼球」という脳の部位。
活動が活発になると、やる気も高まる。

たんそうきゅう。覚えた。

淡蒼球の起動スイッチ4つ

  • Body カラダを動かす
  • Experience いつもと違うことをする
  • Reward ごほうびを与える
  • Ideomotor なりきる

やる気が出なくても、とりあえず机の前に座る。
パソコンを開く。ノートを開く。
散歩してみる。簡単な家事をする。
何かを始めれば、作業興奮で
やる気が後から付いてくる

大きく伸びをしてガッツポーズをするだけでも
気分が変わるようだ。

試してみよう。

99%の日本人がわかっていない 新・国債の真実

★★★★☆

  • 国際は国の借金だから少ない方がいい。
  • 日本の国債は1000兆を超え、国家破産を避けるには増税が避けられない。

そう考えている時期が、私にもありました…

確かに個人であれば、借金が少ない方がいいだろう。
だがそれも、それ以上の資産が有れば問題ないはずだ。

そもそも、個人の借金と国の借金を同列で扱うのもおかしな話。
一定以上の規模の企業であれば、借金(負債)がない企業の方が珍しい。
企業の借金は、ビジネスを回すための原資であるのと同様、
国の借金も、国の経済活動を回すための原資なのだ。

ちゃんと資産があって、売上を立てて利益を出し、
借金を返せるのであれば問題ない。
国債の場合も、これと同じだと考えればいい。

要は、バランスシートの右側の
負債だけ見ても仕方がなくて、
大事なのは左側の資産とのバランスなのだ。

とはいえ、国債は日常生活で馴染みのないものだし、
仕組みについてよくわかっていない人の方が多いだろう。
この本を読むと、いかに適当な話が
世に蔓延っているかがわかる。

以下、メモした点。

日銀の国債利子収入は
そのまま政府の税外収入になる

日銀引き受け分に関しては、
国債の利払いは政府の支出ではなく収入になる!
なぜなら日銀は政府の子会社のようなものだから。
これは知らなかった。

国債の発行を控え政府需要が減ることは、
失業率アップにつながるのだ。

更に。

もし本当に日本が破産しそうなのであれば、
日本の国債の金利はもっと上がっているはず。
しかし実際は低いまま。

では、なぜ冒頭に書いたような不正確な言説が
まかり通っているのだろうか?

財務省は「いつだってスキあらば増税したい人たち」なのである。

なぜなら、増設すれば税金の配布量が増え、
権限が増えて他の省庁に優位に立てるから。
そして財務省の天下り先が確保できるから。

もう一つ言うと、国債が多いなら、
換金しやすい国の資産を売って
買い戻せば良いようなものだが、
それはしない。なぜか?

日本政府の金融資産は、じつは天下り先への
出資金、貸付金が非常に多いのだ。
政府の資産を売るとなれば、当然、
官僚が天下り先として確保している
特殊法人な政府子会社も
処分することになる。

財務省というのは、国益よりも省益を
優先する部署なのだろうか???

著者の高橋洋一氏は大蔵省のキャリアから
内閣参事官まで務めた。

その辺りの話を含めて、
高橋氏のYouTubeチャンネルは
テレビやマスコミからは流れない情報が
得られて有益。オススメ。

髙橋洋一チャンネル – YouTube

感想メモ:子どもが面白がる学校を創る

★★★★★

広島県の教育が変わっているそうだ。
公立初のイエナプラン教育校開校、
国際バカロレア認定校の開校、
商業高校での「ビジネス探究プログラム」導入
内申書をほぼなくした高校入試など、改革づくめ。

その中心にいるのが、教育委員長の平川理恵さん。
元リクルートのトップセールスウーマン、
米国に留学後に起業、その後神奈川の中学の
校長を経て、広島県の教育委員長。

民間、特にリクルート出身だからか、
平川さん個人の性質によるものなのか、
とにかく行動力がすごい。
役所の流儀を覆し、様々なプランを実行に移していく。

平川さんをスカウトした広島県湯﨑知事の
サポートもあってのことだろうが、
教育委員会のトップが変わると
ここまでできるものなのか。

教育改革の内容もそうだが、
改革のプロセスを知るのも興味深かった。
教育に関心がある人に、特にオススメ。

感想メモ:オードリー・タンの思考

★★★★☆

オードリー・タンと言えば、
台湾史上最年少で入閣した台湾のデジタル担当大臣。
天才ハッカー。トランスジェンダー(従って「彼女」と表記)。
というぐらいの前提知識で読み始めた。

この本では彼女へのインタビューを元に、幼少期の経歴、
それがどのように彼女の人格形成に影響を与えたか、
社会活動への参画のきっかけとその後の活躍、
思想などが書かれている。

台湾では、2014年にひまわり活動という学生運動が起きた。
ひまわり学生運動 – Wikipedia
詳細は上のリンクを参照してもらうとして、
この活動で何が起きているのか、リアルタイムで配信したのが、
彼女が参加しているg0vという団体だった。
g0v.asia

ポリシーとして、透明性を重視(全て記録、公開)している。
デジタル担当大臣として、毎週水曜は大臣室をオープンにし、
予約を取れば誰でも面会可能にしているそうだ。
また、発言はオンラインで残るようになっている。

オープンソースコミュニティー出身のハッカーである彼女。
異なるバックグラウンドを持った多様な人が、
協力できるようにファシリテートする。
トップダウンではなくボトムアップで問題に取り組む。
やっていることはずっと変わらないのだと。

常に何十ものプロジェクトに参加していて多忙なはずだが、
燃え尽きないのだろうか?
そのあたりの答えも書かれていた。

私は趣味でデジタル担当大臣をやっているので、
この仕事をしているときが一番楽しいんです。
ある漫画で主人公が『自分は趣味でヒーローになった』
と言う台詞があるのですが、それと一緒ですね。

まさかのワンパンマン。
というのは置いておいて、楽しむ(fun)、面白い、
ということを重視しているようだ。

2006年、私は国際的に『まず、楽しむこと』
と言う概念を発表しています。
情熱や使命感は一定の時間を過ぎると使い終わって
しまうけれど、楽しさを原動力にすれば
ずっと続けることができる。
だから私たちは使命感ではなく自分が楽しいことを
優先しよう、と提案しました。

私の行動原理はとてもシンプルで、
「自分が面白いと思うことしかしない」と言うことです。
例え大金を稼げる仕事があったとしても、
面白いと思えない仕事であれば、やりません。

面白いと思いながら何かに携われる場合、
私はその過程で新しい学びを得ることができ、
私と一緒に仕事をしている人とも
そういった学びの楽しさを共有でき、
彼らもまたより積極的に
参加してくれるようになるからです。

また、睡眠は8時間取るようにしているそうだ。
睡眠不足だといい仕事ができないと。見習いたい。

インスピレーションの源は睡眠です。
やり方はとてもシンプルで、寝る前、
解決したい問題に関連する資料を読み込みます。
この時はただ頭に入れるだけで、何も考えずに、
ただただページを素早くめくります。
そのまま眠りにつくと、翌朝起きた時には
答えが出ているのです。

日本の政治も、台湾のような透明性を
持つようになる日が来て欲しい。

感想メモ:ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

★★★★☆

34歳で、多発性骨髄腫というガンを発症。
遠くない未来に命を失う可能性が
非常に高いという、著者の幡野氏。

死というものは、間違いなく、
人生において最も重いものの一つだろう。
余命が宣告されるという状況になったとき、
残される家族に何を伝えたいと思うだろうか。

そこで僕は、息子に宛てて
手紙を書こうと思った。
僕が息子に残したいのは、
言葉だと感じたから。

だからこの本は、
僕の息子への手紙であり、
あなたへの手紙でもある。

息子には、「嫌な人は徹底的に避けろ」と教えたい。
僕は嫌な人から仕事の依頼が来たら、
断ってしまう。
それで逃すチャンスがあったとしても、
嫌な人から距離を置き、
自分が優しい人であるように努めれば、
優しい人から別のチャンスが必ず来ると
信じているから。

「優しい人」かどうかを見分ける方法を、
息子に2つ教えたい。
ひとつは、悩み相談にその人が
どう答えるかということ。
もうひとつは、弱い人に
どう接するかということ。

「職業を夢にしてもあんまり意味がない」

お金と仕事というツールを得るために
必要なのが学歴や職業で、
それ以上の意味はないんだよ、と。

仕事をアイデンティティにするより、
家族をアイデンティティにしたほうが
よほどいいと、息子には伝えておきたい。
家族は仕事があろうがなかろうが、
病気になろうが健康になろうが、
変わらないのだから。

「子育てって何だろう」ということを、
僕はつねづね考えているけれど、
最大の目的は子どもが
死なないようにすることだ。

いつか大切な人の病に直面したとき、
「長生きしてね」とたやすく言う前に、
その人の幸せの定義について、
考える優しさを持ってほしい。

人間、未来のことはわからない。
いつ死ぬかはわからないのだから、
自分が学んできたことは、
まとめておきたいと思った。

この読書のメモも、その一つの形なのかもしれない。
今年は、よりアウトプットに力を入れていきたい。
(毎年言ってる)

感想メモ:最強の健康法

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★★★★⭐︎

健康について、各分野の専門家にヒアリングし、
まとめた内容については医師のチェックを受けている、
という「健康についてまとめ」的な本。

メンタリストのDIAGO、茂木健一郎、
ロルフィングの藤本氏、Testosterone氏など、
様々な分野の人の名前が並んでいる中で、
特に私の興味を引いたの、
疲労、特に精神的な疲労についてだった。
精神的な疲労は、自律神経の疲れであるようだ。

日頃から交感神経が
優位になりすぎているから、
あえて副交感神経を
優位にする時間をもつことが、
パフォーマンス向上につながるのです。

疲労は、脳、より厳密にいえば
自律神経を司る脳の神経細胞が
酸化ストレスにさらされることで
起こるという。

疲労とは、体の自然な防御反応…
自律神経の疲れは、
体のあちこちで『疲労』として
感じさせられるようになっている

自律神経の疲れの原因は、
神経細胞が酸素を大量に
消費する際に生じる活性酸素…
発生してしまった活性酸素に
うまく対処することが、
疲労を予防する鍵となる…

筋肉の疲れをとるのと同じやり方では、
神経の疲れはとれない…
ビジネスパーソンの方に特に
おすすめしたいのは、
3点座り、耳ひっぱり、水平な目線、
ちょうちん袖ワーク、
ストロー呼吸の5つのボディーワーク

重要で、なおかつすぐに、
誰にでもできるのは深呼吸です…
呼吸によって自律神経のバランスを
整えることができるのです。

「幸せホルモン」と言われることもある
「セロトニン」は、何と約9割が
消化管に存在している

副交感神経優位にする行動、例えば深呼吸や瞑想を、
日常生活の中に短時間でもいいので取り入れると、
生活の質が上がるのではないかと、
健康&効率化マニアとしては感じた。

健康は身近なトピックであるだけに、
プロからアマチュアから、
様々な人による、様々な言説が
飛び交っている。

医師によるトリプルチェックを受けた
という本書の内容は、
出どころが確かな情報として
有用なものだと思う。

本書は姉妹書として
「病気にならない最先端科学 編」もある。
興味がある人はこちらもチェックしてみては。

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感想メモ:仕事力が上がる睡眠の超技法

★★★★☆

睡眠が健康に大事なのは、
頭ではわかっていることだろう。

しかし、どうすれば質の良い睡眠を
得られるかについては、
あまり理解されていないようだ。

  • 眠っていなくても寝床で横になっていたほうが体が休まる
  • 睡眠時間は30分、1時間単位で増やさなければいけないと思っている
  • 寝つきが悪く睡眠時間が短いので、できるだけ早寝をする
  • いつも眠いのは睡眠が足りないせいだから、休日は昼頃まで眠っている
  • 規則正しい生活のために、就寝時間をそろえている

これらはすべて間違いです

はい。上から2つは、正しいと信じてました。

睡眠不足の弊害は、
どんなところに現れるのだろうか。

集中力とは、
「無関係な情報を無視し続ける力」
と定義づけられます。

なるほど!
気が散るということは、
集中力が下がってるということか!

「落ち着いてからまとめて処理しよう」
と作業を後回しにするときは、
脳内の注意エネルギーの配分が
乱れているサインです。

なるほど!
注意エネルギーの配分乱れてるかも!
どれもこれも、睡眠不足のせいだ!

では、睡眠の質を上げるには?
ヒントは以下の通り。

ステップ1 眠りに関係ない物を寝床に持ち込まない
ステップ2 睡眠効率を85%以上にする
ステップ3 起床時間をそろえて15分でも早寝をする

起床6時間後、日中の眠気の前に目を閉じる…
起床11時間後、夕方は姿勢を良くする…

ちょっと意識して生活してみよう。

他にも、睡眠に関する小ネタが色々と得られた。

夜中になると脳の活動は低下していきます。
すると、実際にはお腹はすいていないのに、
脳が勝手にエネルギー不足だと判断し…
「小腹が空いた」「なんか口さみしい」
と感じるのです。

レム睡眠に差し掛かると、
体のまわりに注意が向けられます…
なんらかの物が置いてあると、
そのものに注意が向けられて
目が覚めるということが起こります

起床時間を3回唱えると
スッキリ起きられる

普段から睡眠の絶対量が確保できていると、
お腹が空いても我慢できることが
知られています…

睡眠不足によるパフォーマンス低下は、
自覚できないところが恐ろしい。

意識的に睡眠の質を高めるように、
気をつけてみよう。

感想メモ:One World

喜多川 泰
サンマーク出版 2014-10-22
¥ 1,512

★★★★☆

さわやかな読了感だった。

それぞれの登場人物が作り上げる、
7つのショートストーリー。
一つ一つ長くはないが、
それぞれの人生が変わる、
きっかけとなった出会いを描いている。

人の心に火を灯すのは、
人や言葉との出会い。

偉業を成し遂げた人の話を聞くと、
大きく影響を受けた、運命の出会いが
あったりする。

だからこそ、人に触れ、本を読む。
そういった準備をしていきたいし、
人にそうしたきっかけを与えられるように、
なれるといいなと感じた。

「自分の時間を
誰かの喜びに変えることが、
働くということだよ」

自分にできることを増やしたり
深めたりする努力を続けること。
そして、幸せにできる人の数を
一人でもいいから増やそうと
努力することだ。
それこそがまさに
仕事の醍醐味と言える

自分も知らない間に、
他の人に影響を与えているのかもしれない。

袖触れ合うのも他生の縁。
One World。

さすが喜多川さん、
いつもながらステキな本でした。

喜多川 泰
サンマーク出版 2014-10-22
¥ 1,512

感想メモ:芸能人はなぜ干されるのか?

星野陽平
鹿砦社 2014-05-13
¥ 1,728

★★★☆☆

なぜかというと、結論は以下の通り。

それは、芸能界の中枢で芸能プロダクション間で
タレントの引き抜きを禁止を(ママ)
申し合わせる協定があり、
タレントの独立についても一致団結して潰す
業界の結束力があるからだ。

芸能界というと、ものすごく金回りが良い
世界であるような印象がある。
しかしそれは、事務所側の話であって、
タレントのギャラは相当ピンハネされている模様。

特に、お笑いの吉本の給料は、大御所を除くと
テレビに出ているクラスであっても、とても安いらしい。
半分以上は会社に抜かれるそうだ。

大御所になると、ギャラも上がって来るが、
それでも独立や事務所移転となると、
「○○を使ったらうちのタレントは全部引き上げる」
といった文句で、仕事を回さないように圧力がかかる。

例えば、鈴木あみ、松本恵、セイン・カミュ、
眞鍋かをり、沢尻エリカ、川村ゆきえ、田原俊彦…

芸能界は、労働者の権利が非常に弱く、
独立や事務所移転で干されるなど、
業界としては非常に遅れていることがわかった。
アメリカはタレントの権利がとても強い。
エージェントも資格が必要なのだという。

ちなみに声優業界は、アメリカのモデルを参考にしており、
俳優業界に比べると、労働者側の権利は強いようだ。

テレビで見て知っている芸能界は、
華やかな表の面だけであって、
裏のドロドロした世界はこうなっているんだ、
ということがよくわかった。

星野陽平
鹿砦社 2014-05-13
¥ 1,728

感想メモ:日本はなぜアジアの国々から愛されるのか

★★★★☆

日本は、自分の国のことをキライな人が多いという、
世界的に見るとおかしな国だ。
これは、自然とそうなったわけではなく、
そういう意図の元に作られた教育の賜物である。

それが、いい影響をもたらしているのであれば、
別にいいかとも思わなくもないが、
そうとも思えない。

特に、日本は世界から好かれている国であり、
嫌っているのは中国と韓国と北朝鮮ぐらいのものだ。
これはBBCにより世界的な調査からもわかる。
日本は常に好かれている国の上位なのだ。

こういうことを知らずに、
日本はアジアから嫌われている、
と誤った理解をしているのはよろしくない。

この本では、アジアの支援の現場で活躍している著者が、
その国の人々と触れ合った体験を通して、
日本という国がどう見られているのかを語っている。

科学的にきちんと証明できるだけでも、
日本の歴史は1500年ぐらいあるんですよ。
それでも世界一なんです。だからもう堂々と胸を張って、
「われわれは世界一歴史を持った国家である、その国民である」
といったほうがいいですよ。(p6)

ベリリュー島の村人に言い伝えられていることがある。
「強風が吹いたら日本人が造った建物へ逃げ込め」

多くの日本人は、パラオをスキューバ・ダイビングのできる
リゾート地としてしか思っていないような気がする…
日本の子供たちにも、パラオの人々が
「日本を愛している々と伝えていきたい。(p74)

セロトニントランスポーター遺伝子は
別名「不安遺伝子」と呼ばれ、
それを最も持っているのが日本民族。
日本人は約80%、アメリカ約44%、南アフリカ約28%…(p139)

日本に対して好意を持ってくれている国があり、
けれども日本では、そのことがほとんど知られていない、
というのはとても残念なことだ。

子供には、「世界的に見れば普通」というレベルの、
健全な愛国心を持って欲しい。