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感想メモ:「夢」が「現実」に変わる言葉

「夢」が「現実」に変わる言葉
「夢」が「現実」に変わる言葉
  • 発売元: 三笠書房
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2008/11/18

★★★★☆

うなずかざるを得ない言葉の数々

 1ページに1フレーズ、+1か2ページで解説、という形式。
個人的には、あまりこういう形式の本は頭に残らないので
好きではないのだが、本書はなるほどと思わせる言葉が多かった。

  • できるかできないか ではなく やるかやらないか
  • 「できる」か「できないか」で考えると、結論は「できない」になる
  • 「やる」と決めたら「どうしたらできるか」だけ考える
  • とことんやるだけで、勝手に自分らしくなる
  • いかなる失敗も、人生の中では糧にしかならない
  • 「できなかった後悔」より、「やらなかった後悔」の方がつらい
  • 競争は、他人とするものではなく、「昨日の自分」とするもの
  • あきらめない限り、人生に失敗はない
  • 「できない理由」解決すれば「できる理由」
  • 万策尽きたとき「あきらめない」という名案がある
  • やりたいことほど、疲れない
  • どんなときでも、手法は百万通りある
  • 習慣になるまでを楽しむ
  • 本気になるほど本物になる
  • 自分が苦しんだことが誰かの役に立つ
  • 偶然は努力の結果
  • 話すことばを変えると、人生が変わる

 福島氏が他の本でも述べていることだが、
「あきらめるのは自分」
「あきらめなければ成功してしまう」
という言葉は心に強く残った。

 最後の「話すことばを変えると、人生が変わる」というのは、
考え方の習慣が変わるということで、確かに人生が変わりそうだ。
口ぐせをきっかけにするのは、自己暗示的にもなるだろう。
斎藤一人氏の「ツイてる」も同じ考え方か。

 かなりすばやく読める本だが、同時に印象にも残った。★4つ。

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感想メモ:上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え
上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え
  • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2009/02/18

★★★★★

久しぶりに心から「すばらしい」と言える本に出会った

 タイトルからは「誰かが上京してきて生活する中で、
うれしかったり悲しかったりする物語」みたいな感じかと思って油断してた。
良い方に裏切ってくれた、とても良い本だった。

設定は以下の通り。

 大学生活を送るため、実家を出て新幹線で上京する息子。
その手には、父親から贈られた1冊の本のような手紙。
漠然とした「成功」を夢見て胸を膨らませる息子に父親が贈る言葉。

 これ以上はもったいないので書かない。
大まかな内容は上のようなものなので、少しでも興味を持った人は、
だまされたと思って読むべし。

Σ(゚Д゚)だまされた!

 この息子に近い境遇の人だけでなく、
働いている20代、30代の人にもオススメ。

私には★5個じゃ足りない。何回も読む。

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感想メモ:地上最強の商人

地上最強の商人
地上最強の商人
  • 発売元: 日本経営合理化協会出版局
  • 価格: ¥ 10,290
  • 発売日: 1996/09

★★★★★

商人として成功するための心構えを説く「成功の手引書」。
しかしその内容は、商人のみならずすべての人に当てはまる幅広いものである。
だからこそ、全世界で何百万部と読まれているベストセラーとなったのだろう。

大まかな内容は以下の通り。

  • 成功とは各人の気持ちのあり方の問題
  • 失敗とは、その目的の地に到達できないこと
  • 成功と失敗のただ一つの違いは「習慣の違い」
    →良い習慣をつくり、自らその奴隷となる
    ある習慣を変えるものは、新しい他の習慣だけ
  • 笑顔を忘れない
  • 今、すぐやる
  • 愛を持って接する
  • 明日はないと考える

この本の特徴は、優れた内容もさることがら、後半が実習形式になっている点。
上記の内容それぞれを、50週間かけて習慣として身につけるというもの。

人はそれまでの人生の積み重ねで形作られた習慣の束の中に生きているので、
そう簡単にいくつも新しい習慣を身に付けられるものではない。

それを1つの習慣につき5週間、毎日レビューしながら
じっくり脳にしみこませていくことで、
1年後には大きく変わった自分を発見できることだろう。

人を形作るのは習慣であり、習慣を身につけるには繰り返し実行し続けるしかない。
この方式は、他に新しい習慣を身につけたいときにも有効だろう。

非常にいい本。★5つ。でも高い!(1万円)

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感想メモ:「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣
「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣
  • 発売元: 総合法令出版
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2008/09/24

★★★★★

 本のソムリエさんで★5つだったのでチェック。
「「福」に憑かれた男」喜多川 泰 – 【本ナビ】 一日一冊読書感想集

 ジャンルを言葉にすれば「ストーリー形式の自己啓発本」となるのだろうが、そう堅苦しいことではなく「ストーリーも楽しめる上に、身になる本」と考えるのがよいだろう。読んでいて、考えさせられる部分が多かった。

 例えば

  • 幸せとは、何かを手に入れたり達成したりすることではなく、心の状態
  • 状況とは自ら工夫して作っていくものであり、幸せや成功とはその工夫を楽しんでいるときに「感じる」もの
  • 自分の人生を何に使おうとしているのか考えることは、本当に重要なこと。成功はその手段や結果

など。3つの習慣「人知れずいいことをする」「他人の成功を心から祝福する」「どんな人に対しても愛を持って接する」も含蓄があるが、ストーリーとは少し離れている印象。

 以下ちょっとネタバレ。イヤな人はここで読むのはやめてください。

*****

 このお話は、ある程度実話に基づいていて、出てくる書店にはモデルがあり、それはこの本の直前に読んだ「本調子」の著者の書店「読書のススメ」であった。別々のソースから探してきた2冊なのに、なんという偶然。

 ということで、印象深い本だった。★5つ。

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感想メモ:脳が教える! 1つの習慣

脳が教える! 1つの習慣
脳が教える! 1つの習慣
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2008/07/05

★★★★★

 目標を達成したい。何かを成し遂げたい。
そのときに効果を発揮する「1つの習慣」。それが、

「小さなことから始める」

ということだ。

 なぜだろう?
脳は、大きな変化を必要とする大きな目標を立ててると、
脳は難しく感じて抵抗する「ようにできている」のだ。
生物として、生存確率が低くなることは避けたいだろうから、
そうなってしまっているのだから、しょうがない。

しかし「ダイエットする」という大きな目標を、
「珈琲に入れる砂糖の最初の一杯を少なくする」
というような小さな目標から始めれば、
一歩目を楽に踏み出すことができる。

 この「一歩踏み出す」ことが大事なのだ。
一歩出てしまえば、二歩目を出すのは一歩目よりもずっと簡単。
そして三歩、四歩と続けていくのも、難しいことではないのは、
誰しも経験があることだろう。

つまり、0歩と1歩の間の谷をいかに超えるかが肝心で、
そのためには「1歩目を小さくすること」が非常に有効なのだ。

 他にも

  • 「自分に小さな質問をする」
  • 「脳はイメージと行動を区別できない」
  • 「小さな行動を起こす」
  • 「小さなごほうびを与える」

 など、おもしろい内容が続く。

 「目標の最初の一歩は小さく」と覚えておくだけで、
自分をコントロールする上でもとても実用的。

「小さなことからコツコツと」は、
脳科学的にも正しいことだったのだなぁ。
オススメ度は★5つです!

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感想メモ:成功の教科書 熱血!原田塾のすべて

成功の教科書 熱血!原田塾のすべて
成功の教科書 熱血!原田塾のすべて
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2005/02/26

★★★★☆

 著者は高校の先生で、生徒に目標管理をさせることで、部活で驚異的な結果を残すことに成功している。その手法と考え方を紹介しているという本。なまじ社会人がやっている目標管理よりずっと真剣。結果が出るのも頷ける。

 説明も具体的で参考になる部分が多かった。

・成功すると決める
成功している状態を、より具体的に鮮明にイメージする。そこからの逆算でやることを決める。「目標」は与えられるのではなく「本人にとって本当に価値のある目標」にする。

・目標設定
二週間先から。「最高」「絶対できる」「中間」の3つのレベルで設定。ノルマ(何件達成)にしない。感情を目標にしない。できることを達成し続けることで、自信に繋がり心が強くなる。立派な大きな目標にしすぎない。

・過去の分析
最高の自分と最低の自分を把握し、日々の生活から最高の自分に近づくようにする。成功する人はよく準備し、最高の自分の状態に置くことがうまい人。

・継続するために
目標を目につくところに。他人に伝える。成功イメージを口に出す。元気が出る動作、言葉を決める。達成した自分へのごほうび(利益)を考えておく。物心両方。

・成功する人は「真面目・素直・一生懸命」。

 参考になる部分が多かった。★4つ。

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