感想メモ:「情報創造」の技術

「情報創造」の技術 (光文社新書)
「情報創造」の技術 (光文社新書)
  • 発売元: 光文社
  • 価格: ¥ 777
  • 発売日: 2010/05/18

★★★☆☆

情報はインプットするだけでは意味がない。
その情報をどう組み合わせ、加工してアウトプットするかが重要だ。
このことを編集と言うこともあるし、情報創造と言うこともある。

この創造する力が大きな武器になるのは言うまでもない。
言われたことをするだけではなく、作り出す力が必要だ。
このプロセスはセンスに任されがちで、できる人はできるし、
できない人はできないというのが私の印象。
では、どうすればその力が身につくのだろうか?

リクルートから中学の校長となった藤原博和氏は、
編集力を鍛える勉強を行っていた。(参考:「つなげる力」)
要するに、答えがないことでも、自分の頭で考える習慣をつけるということだ。

なによりも、内容を考えること、情報を創造することに
社員の能力を集中させるべきです。

それも、なるべくたくさん。

つまり、どうしたら面白い企画がたくさん出せるのかというと、
面白いかどうかは人が決めることであり、自分では面白いと思わない企画でも、
とにかくたくさん出すべきだということなんです。

情報の受信だけではなく、発信を意識すること。
そして行動すること。

私はアンテナよりも情報を可視化する装置の方が大切だと思っています。
だから、重要なのは、アンテナを張り巡らすことなはなくて、
アンテナに引っかかった情報をもとに実際に行動を起こすかどうかじゃないでしょうか。

紹介されているのは、あくまで著者のやり方。
人それぞれ、その人に合うやり方というのがあるはず。
こういった本を読むことは、何かしらのヒントになるだろう。

☆やってみようと思ったこと

ツイッターも単にだらだらつぶやくのではなく、
今日したこと、見て感じたこと、そしてなぜそうしたのか、
そう感じたかを、140字でまとめる訓練に使えばいいかもしれません。

インプットはアウトプットを意識すること、そして行動すること。
色々な本に共通して書かれていることだけに、心がけようと感じた。
オススメ度は★3つです。

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