感想メモ:「疲れない身体」をいっきに手に入れる本

★★★★☆

ロルフィングの施術者である藤本氏は、
「五感」の感覚器を活用することが特徴。

私たちの普段の生活では、外の世界との関わりの大部分を
視覚情報を通して行うため、聴覚情報に意識を向けることは、
身体をリラックスさせるのに役立ちます。(p31)

目と耳と口とゆるめると、
身体もゆるんでくるそうだ。
おもしろい!

もっとも手っ取り早いのは、
瞼の上から指で眼球に触れる方法です。(p33)

眼球を動かす筋肉と首の深部筋には、
解剖学的にも神経学的にもつながりがある(p40)

耳の緊張が「頭の芯」を介して横隔膜に伝わり、
横隔膜が固くなっている(p51)

脚を組みたくなったり、貧乏ゆすりしたくなるのは、
脚が身体を支える機能をしていないことが理由です。

耳を引っぱると、頭も横隔膜もほぐれるというのも、
おもしろい。耳なら、やろうと思えばすぐできるし。

仕事でもプライベートでも、
パソコンが日常に浸透している人は、
眼だけでなく頭が慢性的に疲れがち。

うまく疲れを取ってあげたるためのヒントが、
たくさん詰まった本です。

身体についてマニアックに興味がある、
私のような人もオススメです!