感想メモ:まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門

まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門
まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 2,625
  • 発売日: 2003/07/04

★★★☆☆

 電力業界の重鎮として、戦後の業界再編に活躍した
松永安左エ門の生涯を描いた歴史小説。
どれぐらい史実に忠実なのか判断がつかないが、
小説としておもしろく読めた。

 前半は、株や芸者遊びに熱中する破天荒な青年期、
後半は戦後の電力事業再編に関わる晩年期の記述となる。
松永のキャラクターが非常に濃く、読み物として面白く読める。

 ただ、ボリュームがかなりある。
また、他のレビューにもあるが、後半ややダレる。
長時間の移動など、時間が取れるときに読むと良いでしょう。
かさばるし重いけど。★3つ。


その他の書評などはこちら。
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