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感想メモ:仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法

仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法
仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法
  • 著者: 菅谷 義博
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2010/11/26

★★★☆☆

なんとも魅力的なタイトル。

自分の時間を使う仕事よりも、
仕事の仕組みを作って、
継続的に収入があるよう心がけよう、
ということ。

なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?
共通するものがあります。

そうすれば、時間や場所が制約とならず、
安定した収入を得ることができる、とのこと。

著者の菅野さんのオススメは、
ネットビジネスと不動産経営の、
組合せであるようです。
攻めと守りですね。

タイトルにもある「ドラクエ」って何?というと、
経験値を積んで仲間をつくってがんばろう、ということ。

  1. 必要な分野の本を10冊読む
  2. 本を読んだら、その分野のセミナー、勉強会に出る
  3. セミナー、勉強会で同じ目標を持つ仲間をつくる
  4. お金があまりかからない範囲で実践を開始する
  5. 実践結果を情報発信する
  6. 1〜5を繰り返す。実践して利益が上がったら、
    その利益は実践のための資金として再投入する

後半は、著者の仕事のやり方から
安い旅行の行き方の紹介など、
lifehack的な感じ。

オススメ度は★3つです。
こういう暮らし、あこがれますなぁ。
ちなみに、なんか装丁が黒いなぁと思ったら、
エヴァ風みたいです。
『仕事は1日30分!』|菅谷義博の3倍速いレーシングカート

目次
第1章 仕事の仕組み(「仕事の貯金」ができる仕事をする;「仕事の仕組み」に働いてもらう ほか)
第2章 成功の方法論(ネットビジネスと不動産経営で成長と安定を両立する;成功への道のり「ドラクエ流成功法」)
第3章 お金をつくる(ネットビジネス;不動産経営 ほか)
第4章 時間をつくる(戦略レベルで時間をつくる;できる限り外注化する ほか)
第5章 人生を楽しむ(星輝さん(35歳)埼玉県在住
山田仁さん(40歳)米国ロサンゼルス在住)

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感想メモ:誰からも「気がきく」と言われる45の習慣

誰からも「気がきく」と言われる45の習慣
誰からも「気がきく」と言われる45の習慣
  • 著者: 能町光香
  • 発売元: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 価格: ¥ 1,344
  • 発売日: 2010/11/15

★★★☆☆

「気がきく」と言われる人と言われない人がいる。
「気がきかない」と言われない人よりも、
「気がきく」と言われる人になりたいものだ。

じゃあ、「気がきく」人というのは、
何を考えて、何を心がけて暮らしているのだろうか?

ということを、キングオブ気がきく人であるところの、
重役の秘書を歴任してきた著者、能町さんが、
45の習慣という形でまとめたのがこの本。

著者によると、ポイントは3つだそうだ。

  1. 相手ありき
  2. 尊敬する
  3. 先読みする
周囲にあなたの好きな人、信頼できる人を見つけたら、
どんなときに「この人は信頼できるなぁ」と思うか、
考えてみるといいでしょう。

相手が尊敬できる人なら、気を使うモチベーションも湧く。
でもそうでない人が相手の場合(こういうケースも多々あるはず)
にもソツなく対応するのがプロなのかもしれないが、
そうなれるかというと私はムリかもしれないなぁ。

ちなみに苦手な人への対処法は、
一日一回の会話を心がける、とのこと。
それ以上でもそれ以下でもなく。

言葉だけでない何かを添えて、
行動として見せることが本当の気づかいだと思います。

疲れてそうな人にはそっと甘いものをあげる、など。
大げさなものでなくても、そのアクションが
「自分のことを気遣ってくれている」
と感じさせる。

「疲れてるの?大丈夫?」というのも
相手を気遣ってはいるのだろうが、確かに印象が違う。

ということで、プロの気遣いというものを垣間見ることができる、
おもしろい本でした。オススメ度は★3つです。

目次
第1章 いつでも気がきく人の3つの共通点
1 相手ありき
2 尊敬する
3 先読みする

第2章 信頼される人の気づかいの習慣
4 言葉よりも行動で
5 感情に寄り添う
6 タイミングを読む
7 人やものにあたらない
8 我を押しつけない
9 想像力で先読みする
10 下心を持たない
11言い訳・責任転嫁しない

第3章 臨機応変なコミュニケーションで敵をつくらない
12 誰にでもフェアに接する
13 人に興味を持つ
14 自分と相手の立場と役割をわきまえる
15 対面コミュニケーションを大切にする
16 本音で接する
17 好き嫌いを出さない
18 必ず「おはよう」と言う
19 聞くときはじっと聞く
20 新しい環境ではキーパーソンを見つける
21 人を迎えたときには食事をする
22 気難しい人とは感情で付き合わない

第4章 細やかな配慮でやる気を引き出す
23 マネジメントをしてもコントロールはしない
24 絶対に「ダメ」と言わない
25 意見を聞く、考えを聞く
26 Give & Takeはしない
27 エンディングを気持ちよくする
28 ちょっとした一言を惜しまない
29 相手が喜ぶプレゼントをする
30 お礼には一筆添える

第5章 言いにくいことも言えるようになるスマートな伝え方
31 話の要点がわかりやすい
32 読まれるメールを送る
33 余計なプレッシャーを抱えない
34 余計なことを言わない
35 初対面でも沈黙を恐れない
36 キッパリと断る
37 注意しない、否定しない
38 気持ちのいいお願いをする

第6章 気配り上手の効率的なタイムマネジメント
39 時間感覚を意識する
40 計画性がある
41 決断が早い
42 面倒をためない
43 準備はしても完璧は目指さない
44 勉強や仕事は朝にやる
45 気疲れを癒す

終章 今さら人には聞けない、オトナの常識とマナー 5編
1 贈り物編
2 食事編
3 結婚式編
4 葬儀編
5 来客・訪問編

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感想メモ:傷つかない技術

傷つかない技術
傷つかない技術
  • 著者: エリック・メイゼル
  • 発売元: 創元社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2009/03/10

★★★★★

人の恐怖の中でも「批判される恐怖」というのは
とりわけ大きなものではなかろうか。
特に人前で受ける批判であれば、なおさらだ。

「7つの習慣」には
「刺激と反応の間には選択の余地がある」
というようなことが書かれていた。
しかし、面と向かって批判されたときに、
「そうだ。私はこの批判に対する反応を選択することができる」
なんて冷静に対応できる人が、一体どれだけいるのだろうか?

実際には、脊髄反射的にカッとなり、売り言葉に買い言葉、
自己防衛的に反撃してしまい、後で後悔、というのが
よくあるパターンではなかろうか。

批判に過剰反応しない方がいい。
確かにそうだろう。わかる。
でも、どうすればそうなれるのだろう?

そう考えたことがある人にとって、この本は読む価値がある。

3種類の批判

  • 現実としての批判 実際に発生した批判
  • 想像上の批判 まだ起きていないことへの恐れ
  • 自分自身への批判 低い自己評価、欠点をあげつらう

重要なのは、これら三つ、全てを取り除く必要があるということ。
そして特に重要なのが、3の自分自身への批判
なぜなら、自分自身からは逃げようがないから。
繰り返し自分を責めることは、自分の元気をなくし、
怯えさせ、行動から尻込みさせるからだ。

自己批判には、ある種麻薬的な部分もある。
しかし本物の麻薬と同様、自分をダメにするものだと
考えた方が良いようだ。

事実と自己批判を切り離そう。
それには、自分の心の対話をコントロールする必要がある。
まずは、心の中でどんな言葉を使っているか、
確認することから始めてみよう。

この本では、批判の対処法としては、
「批判へ対処するための6つのカギ」
としてまとめられている。

1.「主体性のカギ」
自分に向けられた批判に対して
効果的に対処しなければならない理由を明確にする。

あなたが自分の人生の方針に確信を持っているか
いないかにかかわらず、人生の岐路に際して決定を下す人間は
自分自身しかいないことを肝に銘じる必要であり、
したがって他人の言うことは
いくらか差し引いて受け取ることが肝要なのです。

自分の人生を決めるのは自分。
他の人が自分の人生を支配しているわけではない。
全ての人の批判を真に受ける必要は、全くない。

2.「状況判断のカギ」
直面している事態の重大さを、瞬時に判断できるように。

そのコメントが「自分にとって」検討に値するものなのか
どうかを判断することです。

批判を受けると自動的に防御姿勢に入ってしまいがちだ。
しかし、そもそもその防御が必要なのか、疑ってみよう。
「批判を評価する」のだ。

3.「心の態度のカギ」
超然として批判に動じない態度を身につける。

有害な批判に対するもっとも有効な対抗手段、
それは自分自身に確信を持つこと、
自分の選択と方針に確信を持つこと、
また自分の選択と方針を軌道修正する
自分の能力に確信を持つことです。

「批判されても動じない態度」を身に付ける、ということ。

4.「感情コントロールのカギ」
批判に反応する際、心をコントロールする術を身につけ、
自分自身との対話を自分が意図した方向に沿って進むようにする。

それは、あなたが自分自身に向かって発している言葉を
冷静にはっきりと認識すること、自分の心の中の対話の
どの部分が有害でマイナスなものなのかを理性的に見極めること、
そのような有害でマイナスなものを消し去る強さを持つこと、を意味します。

感情をコントロールするとは、
自分自身との対話の内容を変えることで、
「批判されている!」
と感じる回数を減らすこと。

5.「パーソナリティのコントロールのカギ」
自分のパーソナリティーを把握し、コントロールできるようになる。

それは、彼女が自分の心の中の対話をコントロールし、
勝手に浮かんでくるマイナスの言葉を
より肯定的な言葉に置き換えられることであり、
これは批判対処法の中でも特に重要なものです。

自分が批判されたときにどう反応する事が多いか、
パーソナリティを把握し、どう改善するべきか考えよう。

6.「行動のカギ」
自分を傷つける批判に対処するため、
どんな行動をとることができるかを学ぶ。

あなたはその批判が正しいと反射的に考えて傷つくのではなく、
「自分はこの批判をどう考えるのか?」
という問いかけをした上でそれに答える余裕を持たなくてはなりません。
このような問いかけを自分にすることで、
批判そのものとあなたの本能的で反射的な反応の間に
バッファー(緩衝地帯)を作ることができます。
現実を直視して自分に必要な行動を決定するには
勇気が必要ですが、決定した「必要な行動」を実行に移すには
もっと大きな勇気が必要です。そのためのテクニックの一つは
「私は目の前にあるこの行動に今すぐ着手する」
とこころの中で言うことです。

心の中で、「今すぐやる」と唱えよう。

「フェアかアンフェアか」、「正確か正確でないか」
といった言葉は常に状況を全体として正しく場合することを妨げます。
あなたがすべきことは周囲の状況を含め、
適切なバランス感覚を持って批判の内容を把握することと
それによって自分が何をすべきかを判断することなのです。

これはちょっと意外だが、余計な視点なのだそうだ。

日本人は、意見に対する批判も、人格批判と受け止める傾向にある。
というのも、批判をされることに慣れていないからだろう。
「慣れ」というのは上達のための強力なツールなので、
この本に書かれている「6つのカギ」を実生活で試すことで、
批判されたときの対応を変えていきたい。
オススメ度は★5つ、オススメです。

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感想メモ:「結果を出す人」の仕事のすすめ方

「結果を出す人」の仕事のすすめ方
「結果を出す人」の仕事のすすめ方
  • 著者: 美崎栄一郎
  • 発売元: アスコム
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2010/03/13

★★★☆☆

花王に勤務しながら、早朝勉強会などを主宰し、
ベストセラーの本も執筆するというスーパーサラリーマン、
美崎栄一郎氏の本。

この本は2、3個の顔がある。

1つ目は、美崎氏の一冊目の著作である、
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
をどのように作っていったかを、企画の段階から説明する、
「本の作り方体験記」という面。

2つ目は、その際に参考にした本を含め、
200冊の本を紹介しているという、
「ビジネス書の紹介本」という面。

3つ目は、タイトル通り「結果を出す人」である
美崎氏の考え方や行っていることを参考にするという、
「ライフハック本」としての面。

というように色々な味わい方がある、おもしろい本。

本を書こうと思っている人には
成功者の経験談というとして。

大多数の本を読む側の人にとっては、
気になったフレーズと内容から、
次に読む本を探す本として。

また、新しい仕事のやり方のヒントを拾う本として。

色々な楽しみ方がある本ですね。
ちなみに、これだけのことをやって、
どうやって時間を作っているの?
と思っていたら、
やっぱり家族との時間が削られてしまったとのことで、納得。
やっぱりそうなるのよね。

オススメ度は★3つです。
色々と参考になりました。

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感想メモ:究極の文房具ハック

究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
究極の文房具ハック—身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
  • 著者: 高畑 正幸
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/09/16

★★★☆☆

文房具のプロ?であるところの「文具王」高畑氏が、
デジタルガジェットや整理整頓など、
様々なジャンルのライフハックを紹介している。

タイトルには「文房具ハック」とあるが、
対象は事務作業に限らず、
文房具以外のモノやテクニックも紹介されている。

いくつかモノや技をピックアップして紹介する。

  • メールの署名として定型文を用意しておく

やりますね。
よくつかう文章の単語登録も
繰り返し使うのであれば、一度5分をかけて
セットする価値は大あり。

ラベル作りというと、フォーマットの設定に謎の難しさがあるが、
PCでワープロソフトみたいな専用ソフトがあるのであれば、簡単に作れそう。
「キレイにはがせるラベル」とセットで欲しい。
電池入れ替えたりしなくてもいいしね。

ちなみに「仕事にすぐ効く 魔法の文房具」でも、
別の機種(P-touch 2430PC)が紹介されていた。
やっぱりいいなじゃないかな。

  • 見出し付け

今まではインデックスシールを使っていたが、
ポストイット フラッグインデックスにしようと思い立った。
シールだと、剥がしたくなったとき(主にスキャンするとき)に、
紙も破けることがあって不満なのだ。

以下は、メモしたところ。

私は、片付けができる人とできない人の最大の違いは、
モノの置き場所を決められるかどうかだと確信している。

そうかもしれない。
下手なところに仮置きすると、いつの間にか
手がつけられない状況になるんだよなー。

日常作業においては「面倒くささ」と実行量には
明らかに相関があり、しかも、それは、
連続的には変化しないということ。
面倒くささがあるポイントを超えた瞬間に、
実行量は激減。ほぼゼロになる。

これもよくわかる。
「めんどくさい」って実はものすごく大きなパラメータで、
なめちゃいけないんですよね。

最後に、心にしみた言葉を。

結局、ハックなんてものは小手先の技で、
最終的には何をどれだけアウトプットできるかが勝負だ。

まさに、その通りです。

こういった本の著者に共通していることは、
恐ろしいまでのこだわり、探究心。
そういったものに尊敬の念を抱きつつ、オススメ度は★3つです。
参考になりました。

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感想メモ:仕事にすぐ効く 魔法の文房具

仕事にすぐ効く 魔法の文房具
仕事にすぐ効く 魔法の文房具
  • 著者: 土橋 正
  • 発売元: 東京書籍
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2010/06/23

★★★☆☆

他の文具本と同様、基本は商品の紹介。
特徴は、使い方の説明が他の本より厚めなところ。
件数は少ないが、その分説明が詳細。
実際に使う文具の数は限られているので、
厳選されているのはgood!

まずは、紹介されている文具のうち、
メモしたものを挙げていく。

  • ウォーキーペン
    財布に挿しておける極小ペン
  • メタルブックレスト
    ほんたったを上回れるか?
  • ブックダーツ
    インデックスシールや付箋とどう違う?
  • P-touch 2430PC
    確かに、ラベルシール作りってPCでやればいいんじゃない?
  • ポップアップノート用ディスペンサー
    昔探したけど売ってなかったので、再チャレンジ。
    実物を店で見つけたのだが、専用のポストイットが必要なことに萎えた。

    実は、ポストイットの台紙の裏にのり付けをすれば、
    これと同じで、キャビネットの側面に付けておくことが出きるのだ。
    ポストイットが少なくなってきたら、くっつければ足せるし。
    ということで、不要とわかった。

以下、文具の紹介以外の部分のメモ。

一つのToDoを埋める際、意識せざるをえないのが、
そのToDoをどれくらいで終わらせるのか、
つまり所要時間である。

これはぜひやるべきだと思う。
大きさの目星が付くと、着手のための活性化エネルギーが
大幅に小さくなる気がするからだ。

クリエイティブ、つまり何かを生み出すという時には
パソコンのスイッチを切って、ペンと紙だけで行う。
この時間を1日の中にいかに多く確保していくかを、
私は心がけている。

これも本当にその通り。
パソコンは危険。

私はTodo管理やらなにやらは、
フランクリン手帳とGTDとバブル式チェック
の組み合わせでやっている。
一度まとめてみるのもいいかしら?
ニーズがあればね・・・

オススメ度は★3つです。
好きなもの、こだわったものを使うのは楽しいですね。

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感想メモ:ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法

こんなに簡単! こんなに役立つ! ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法 (アスカビジネス)
こんなに簡単! こんなに役立つ! ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法 (アスカビジネス)
  • 発売元: 明日香出版社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2010/02/04

★★☆☆☆

「整理術」「効率化」といった本は多々あるが、
人には好みがあり個性がある。
本で紹介されているのは、著者の好み、
個性にあったやり方なので、そのままで100%合うことはない。

そこで、色々な本で紹介されている方法を試し、
カスタマイズされた「オレ流」を組み上げていく過程を楽しむ。
という私のような楽しみ方もありますよと。

アクションを起こさなければ、
いくらリストをつくっても無意味ですが、
つい怠りがちになるのが、
②のサーベイランスです。
それが、強引にデッドラインを設定することで、
カイゼンされたのです。

残念ながら私のテイストには、あまり合わなかった。
ので、オススメ度は★2つです。
次は合うものに出会えるかな。

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感想メモ:怒らないこと

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
    著者: アルボムッレ スマナサーラ

  • 発売元: サンガ
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2006/07/18

★★★★☆

怒るのは良くない。自分を滅ぼすだけ。
上機嫌でいた方がいいに決まってる。

頭ではわかっているけど、でもねぇ。
例えば、やってもいないことで難癖つけられたら、
そりゃカッときますわねぇ…

でも著者のスマナサーラさん(スリランカ上乗仏教長老)は、
こうおっしゃるんです。

怒りの条件が揃ってないときに怒らないのは、
べつに褒められるほどのことではありません。
本当に「怒りがない」ということは、
怒る条件が揃っていても怒らないことなのです。
みんなにけなされているときでも、ニコニコできることなのです。

「7つの習慣」にも
「刺激と反応の間に空白をおいて、反応を選択しなさい」
みたいなことが書いてあるけど、
みんなにけなされてるときに怒らない、なんてできる気がしない。
どうすればいいの?

怒った瞬間に、「これは怒りだ。怒りだ」と観てください。
そうすると、怒りは生まれたその瞬間で消えてしまうはずです。

レコーディングダイエットのようなものでしょうか(違)。
もう、不満は言わない」のブレスレットの方が近いか。
とりあえず、明日から気をつけてみたいと思います。

あと、自分が怒ってなくても怒ってる人には
どう対応したらいいんだろうか。

「ちょっとまって下さい。気持ちではなくて、
何が問題なのか、なぜ問題なのか、そのポイントだけ
おっしゃってください」

これも、自分がヒートアップしながら言ったのでは、
あまり効果がないのだろうなぁ…

あとは「笑い」で怒りを追放するのが良いみたい。

「怒り」と「笑い」は両立しませんから、
怒らないでいるために、とにかくよく
笑うようにしてみてください。

正直、できる気がしない。
けど、少しでもその境地に近づけたら、
すばらしい気がするので、チャレンジしてみたい。

怒っている人や、自分をののしった人に対して怒らないことに
一回でも挑戦したら、相手が味方に変わり、誰も損することなく
勝てることに驚くはずです。

いつかその驚きを感じてみたいもの。
オススメ度は★4つです。
反省させられる本でした。

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感想メモ:一瞬で恐怖を消す技術

一瞬で恐怖を消す技術 ~恐怖を力に変える7つのステップ~
一瞬で恐怖を消す技術 ~恐怖を力に変える7つのステップ~
  • 著者: マイケル・ボルダック
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2010/11/08

★★★★☆

仕事にせよプライベートにせよ、
成果を出す確率は、トライする数に比例する。
しかしほとんどの人がトライの数を増やせない。
それは「失敗・拒絶に対する恐怖」があるから。

ということで、この本のテーマは
拒絶に対する恐怖のコントロール

これはとても難しい。単純に、恐いからだ。
しかし「拒絶は成功の前提条件」と考えれば、
考え方は変えられるかもしれない。
最終的には、次のような状態になるのが理想。

『拒絶の利用』は、拒絶されればされるほど
成功も得られるということを理解した上で、
成功するために多くの拒絶を受け入れる姿勢です。

じゃあ、どうすれば拒絶を恐れなくなれるのだろう?

拒絶に対して満足できるようになるための方法は、
『ノー』という言葉を何度も何度も繰り返しただ聞いて、
それでも満足することなのです。

やっぱり拒絶される経験なりをシミュレーションなりで、
耐性をつけるしかないようだ。

次は、精神状態をピークに持っていく4ステップ。
ここ一番で実力を発揮できる人と言うのは、
無意識にこういうことをしているのではないかな。

  1. 感謝しているものを10項目考える
  2. 望んでいることを心に描く
  3. おまじないを唱えて確信する
  4. 「行動する」と自分で決める

他には、
「恐怖と感謝はお互いに共存できない」
「情報提供マーケティング」
という言葉が印象に残った。

ということで、とても納得できる内容でした。
高額なセミナーがあり、そちらへの誘導という面があるとしても、
読む価値は十分ある本でした。
オススメ度は★4つです。

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感想メモ:テンプレート仕事術

テンプレート仕事術 ―日常業務の75%を自動化する
テンプレート仕事術 ―日常業務の75%を自動化する
  • 著者: 信太 明
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/04/16

★★★☆☆

テンプレートの話に入る前に、
何のための効率化か?を考えよう。

パレートの法則のように、自分が生み出す仕事の価値の8割方は、
2割くらいの仕事から来ているのではないだろうか?
(この本では75%となっているが、同じようなもの)

そうだとすると、残りの8割の仕事は、
いかに素早くミスなく片付け、
自分が価値を出せる仕事に集中できるか、
という勝負になる。

つまり、テンプレート化とは、
「自分が得意で強みを生かせることに、
集中力する時間を確保するため」

のものだと私は理解し、とても共感した。

「どうでもいい仕事をいかにすばらしく遂行しても、
どうでもいい仕事であることは変わりない。」
とも、どこかで読んだ気がする。
そうなんですよね。

テンプレート化するかを考える時の流れは以下の通り。

  1. 自分自身のコア・コンピタンスを明確にする
  2. 無くせる仕事を見つける
  3. 依頼できる仕事を見つける
  4. 優先順位をつける
  5. 効率化できる仕事を見つける

○ポイント
埋める部分は黒塗りの記号を使う(●や■)

○手順

  1. 5W2Hで目的を明確化
  2. 時系列あるいは大分類、中分類、小分類で分類
  3. チェックリストやマニュアル化し、知見やコツを盛り込む

テンプレートはEXCEL,PowerPoint,Word,テキストなどで保存する。
過去のファイルの上書きではなく、テンプレートとして。

また、テンプレートの数が増えてきたら、
保存場所の階層化も考える。

他にも色々なネタが書かれていた。
以下は私がメモしたところ。
達人のショートカット使用率は相当高いですよね。

○ショートカット

  • PowerPoint
    「Ctrl+Shift+>」でフォント大きく、<で小さく
  • Excel
    「Ctrl+PageDown」で次のシート、PageUpで前のシート
    「Ctrl+Home」でA1のセルに移動

○メール
署名に、よく使う文面まで入れておく

他にも、実際に使用されているテンプレート、
チェックリストが紹介されているのだが、
すばらしい。よくぞここまで。

テンプレートは、何も自分で一から作り上げる必要はない。
作りたい資料や書類に
「テンプレート」「雛形」を加えて検索すると、
かなり色々見つけることができる。

先人の知恵は、感謝とともに活用させてもらうに限る。
車輪の再発明、もったいない!
オススメ度は★3つです。

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