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感想メモ:迷ったときは運命を信じなさい

迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶う
迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶う
  • 著者: ディーパック チョプラ
  • 発売元: サンマーク出版
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2004/10

★★★☆☆

テーマは「シンクロニシティ」

シンクロニシティが起こったなら、
人生の好機が到来したと思ってください。
すべての偶然の一致が、
あなたがこの世に生まれてきた目的を果たせる人間に
成長していく機会を与えてくれるのです。

一番印象に残ったのは、上の部分。

何か偶然なことがあったときに、
「珍しいこともあるもんだな〜」と片付けてしまうか、
「これは何かのメッセージかな?」と考えて受け止めるかで、
その後の行動は変わってくる。

例え仮に、それが自意識過剰な妄想だとしても、
そこから意味を見出すことができ、
その結果として行動が変わるのであれば、
十分信じてみる価値はある。

行動しなければ何も変わらないのだから、
そのきっかけがなんであれ構わない。

ということで、「シンクロニシティ」という言葉を
頭の片隅にとめておき、何か偶然に気づいたときに、
思い出してみると良さそうだ。
カラーバス効果、というやつかな。

というような受けとめを私はしたが、
いろんな受け止め方がある本だと思うので、
気になった人はチェックしてみるとよいかと思います。
オススメ度は★3つです。

偶然をメッセージととらえ、チャンスを逃さないように。
気をつけて暮らしてみます。

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感想メモ:怒らないこと

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
    著者: アルボムッレ スマナサーラ

  • 発売元: サンガ
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2006/07/18

★★★★☆

怒るのは良くない。自分を滅ぼすだけ。
上機嫌でいた方がいいに決まってる。

頭ではわかっているけど、でもねぇ。
例えば、やってもいないことで難癖つけられたら、
そりゃカッときますわねぇ…

でも著者のスマナサーラさん(スリランカ上乗仏教長老)は、
こうおっしゃるんです。

怒りの条件が揃ってないときに怒らないのは、
べつに褒められるほどのことではありません。
本当に「怒りがない」ということは、
怒る条件が揃っていても怒らないことなのです。
みんなにけなされているときでも、ニコニコできることなのです。

「7つの習慣」にも
「刺激と反応の間に空白をおいて、反応を選択しなさい」
みたいなことが書いてあるけど、
みんなにけなされてるときに怒らない、なんてできる気がしない。
どうすればいいの?

怒った瞬間に、「これは怒りだ。怒りだ」と観てください。
そうすると、怒りは生まれたその瞬間で消えてしまうはずです。

レコーディングダイエットのようなものでしょうか(違)。
もう、不満は言わない」のブレスレットの方が近いか。
とりあえず、明日から気をつけてみたいと思います。

あと、自分が怒ってなくても怒ってる人には
どう対応したらいいんだろうか。

「ちょっとまって下さい。気持ちではなくて、
何が問題なのか、なぜ問題なのか、そのポイントだけ
おっしゃってください」

これも、自分がヒートアップしながら言ったのでは、
あまり効果がないのだろうなぁ…

あとは「笑い」で怒りを追放するのが良いみたい。

「怒り」と「笑い」は両立しませんから、
怒らないでいるために、とにかくよく
笑うようにしてみてください。

正直、できる気がしない。
けど、少しでもその境地に近づけたら、
すばらしい気がするので、チャレンジしてみたい。

怒っている人や、自分をののしった人に対して怒らないことに
一回でも挑戦したら、相手が味方に変わり、誰も損することなく
勝てることに驚くはずです。

いつかその驚きを感じてみたいもの。
オススメ度は★4つです。
反省させられる本でした。

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感想メモ:一瞬で恐怖を消す技術

一瞬で恐怖を消す技術 ~恐怖を力に変える7つのステップ~
一瞬で恐怖を消す技術 ~恐怖を力に変える7つのステップ~
  • 著者: マイケル・ボルダック
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2010/11/08

★★★★☆

仕事にせよプライベートにせよ、
成果を出す確率は、トライする数に比例する。
しかしほとんどの人がトライの数を増やせない。
それは「失敗・拒絶に対する恐怖」があるから。

ということで、この本のテーマは
拒絶に対する恐怖のコントロール

これはとても難しい。単純に、恐いからだ。
しかし「拒絶は成功の前提条件」と考えれば、
考え方は変えられるかもしれない。
最終的には、次のような状態になるのが理想。

『拒絶の利用』は、拒絶されればされるほど
成功も得られるということを理解した上で、
成功するために多くの拒絶を受け入れる姿勢です。

じゃあ、どうすれば拒絶を恐れなくなれるのだろう?

拒絶に対して満足できるようになるための方法は、
『ノー』という言葉を何度も何度も繰り返しただ聞いて、
それでも満足することなのです。

やっぱり拒絶される経験なりをシミュレーションなりで、
耐性をつけるしかないようだ。

次は、精神状態をピークに持っていく4ステップ。
ここ一番で実力を発揮できる人と言うのは、
無意識にこういうことをしているのではないかな。

  1. 感謝しているものを10項目考える
  2. 望んでいることを心に描く
  3. おまじないを唱えて確信する
  4. 「行動する」と自分で決める

他には、
「恐怖と感謝はお互いに共存できない」
「情報提供マーケティング」
という言葉が印象に残った。

ということで、とても納得できる内容でした。
高額なセミナーがあり、そちらへの誘導という面があるとしても、
読む価値は十分ある本でした。
オススメ度は★4つです。

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感想メモ:心のなかの幸福のバケツ

心のなかの幸福のバケツ
心のなかの幸福のバケツ
  • 発売元: 日本経済新聞社
  • 著者: ドナルド・O・クリフトン , トム・ラス
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2005/05/25

★★★☆☆

さあ、才能(じぶん)に目覚めようの著者ドナルド・クリフトンは、
「ポジティブ心理学の祖父」と呼ばれているそうだ。
ギャラップの元会長でもある。

この本は、彼の生涯をかけたポジティブに関する研究のまとめとして、
彼の孫のトム・ラスがまとめたもの。
いわゆる「成功の法則」的な本は、こういった研究が元になっているのだろうか?
というくらい内容は共通している。

興味を引いた部分をいくつかピックアップしてみる。

ネガティブな感情を抱くことは、たばこを吸うこと以上に寿命を縮めてしまうのだ。
「豚に歌を教えようとしてはいけない。
時間の無駄だし、豚だって迷惑だ」

弱点の補強よりも、長所を伸ばすほうが、簡単だし効果も高い。
しかし普通の親や教師は、弱点の方に目が行ってしまう…

友達や家族が毎日新聞、僕のバケツに水を注いでくれていたおかげで、
つらいときや苦しいときも、その水が枯れることはなかったのだ。
これまで、「どうして、自分だけこんな目にあわなければいけないんだ」と思ったことはない。

これだけ聞くと、幸せな家庭な育ってよかったね、と思うだけだが、
著者は若くして全身を癌に侵されている、と知れば
上の言葉の重さがまるで違ってくる。
果たして、自分が同じ境遇にあってこう言い切れるだろうか?

ポジティブになるための5カ条
1. バケツの水をくみ出すのをやめる
2. 人のよいところに注目する
3. 親友をつくる
4. 思いがけない贈り物をする
5. 相手の身になる

自分としては、相手を褒めようとしていても、
相手がそう感じられなければ意味がない。
相手のことを知り、最も喜ぶようなやり方で気持ちを伝えよう。

積極的な心を説く中村天風氏の本は戦後すぐの話だし、
「マスターの教え」などはもっと前。
そういった経験則を、学問としてきちんと研究したというのが、
クリフトンの功績なのかもしれない。

楽しいことばかりではない日常で、
ポジティブの重要性を頭ではわかっていても、ついおろそかになりがち。
この本を読むことで、再確認できた。
オススメ度は★3つです。よい本でした。

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感想メモ:人を動かす

人を動かす 新装版
人を動かす 新装版
  • 発売元: 創元社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 1999/10/31

★★★★★

全世界で何千万部と読まれている、
人間関係の心得について書かれた、
デール・カーネギーの名著。

友人関係、夫婦関係、親子関係、など、
あらゆる人間関係において役立つ知識が満載。
なんとなく経験的には感じていることが、
きちんと言葉にしてまとめられている。
頷きすぎて、ムチ打ちになるかと思った(言い過ぎ)。

人を動かす秘訣は、間違いなく、一つしかないのである。
すなわち、みずから動きたくなる気持を起こさせることーー
これが、秘訣だ。

まさに、これに尽きる。
「言われたからやる」ではなく、「やりたいからやる」状態であること。
あとはどのようにして達成するか、ということになる。
そしてこれは同時に、自分を動かすときの秘訣でもある。

以下に書かれていることは、理屈ではわかっていても、
つい忘れがちになってしまうこと。
繰り返し思い出すことで、習慣づけていくしかないのかな。

○人を動かす三原則

  1. 批判も非難もしない。苦情もいわない。
  2. 率直で、誠実な評価を与える。
  3. 強い欲求を起させる。
何かすばらしいアイディアが浮かんだ場合、
そのアイディアを相手に思いつかせるようにしむけ、
それを自由に料理させてみてはどうか。

○人に好かれる六原則

  1. 誠実な関心を寄せる。
  2. 笑顔で接する。
  3. 名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない。
  4. 聞き手にまわる。
  5. 相手の関心を見抜いて話題にする。
  6. 重要感を与えるーー誠意をこめて。
"最初に頭をもたげる自己防衛本能に押し流されてはならない"

これが、とてもとても大事。
皆がこのことを実践できれば、
世の中から不毛な争いは消えてなくなるはず。
まぁ、おそらく期待できないが。

ということで、これらを多く実践できている人ほど、
人間力が優れている、とも言えるでしょう。

道は開けると共に、未読の人はぜひ一読することをオススメします。
オススメ度は貫禄の★5つです。

注意すべきは、この本を人に勧めると、読んでいるのに実践できていない、
ということが赤裸々になるという罠。
気をつけましょう→私

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感想メモ:レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか

レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術
レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 1,155
  • 発売日: 2009/03/20

★★★☆☆

いいタイトルの本。
思わず読んでしまった。

中身も良い作り。
1枚のイラストに対し、2択の質問が一つ。
質問の次の行から解説が始まるのは考えものだが、思わず考えて答えを確認してしまう。
人間は質問されると答えを求めてしまうものだなあ。

内容については、心理学者による心理学の雑学紹介というテイスト。
単純な判断が多いので納得のいかない部分もあるが、雑学本だと割り切ったら気にならなくなった。

そして、キャッテルC・F知能テストというIQテストをやらせてみたところ、
「よく笑う子どもほど、知能が高い」ということが明らかにされたという。
男性の顔の対称性が高いほど、
彼女はオーガズムを感じやすいことがわかったというのである。

心理学者というのは色々なことを調べるものだなぁ。

ちょっとした雑学が身につきます。
オススメ度は★3つです。

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感想メモ:ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
  • 発売元: 日本実業出版社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2010/06/24

★★★★★

世の中に「プラス思考であれ」という教えは多い。
この本も、大きなくくりで言えばその1つだが、
心理学の研究の成果を用いて、学問的に紹介されている点が特徴的。

紹介されている内容は、非常におもしろい。
ポジティブとネガティブの割合にはある閾値があり、
その値を超えるとパフォーマンスが急激に高まるというのだ。
タイトルからわかる通り、それが3:1なのだという。

そんな比率があるということ自体が意外だし、
プラス100:マイナス0でなくても、十分に
パフォーマンスが高まるというのもおもしろい。
そんなところを目指さなくてもいいのだ。

100%のポジティビティを求めれば、人間的な部分を無視、
あるいは拒否することになります。
ネガティビティもまた大事だからです。
ネガティビティなしの繁栄などはありません。

確かに、ポジティブでいたいのは山々だ。
しかし楽しいことばかりではない世の中で、
ポジティブでい続けるのは難しい。
根性では感情はコントロールできないからだ。

と思っていたら、誰にでもできるコツがあるという。それは
「今、うまく行っていることを探す。恵まれていることを探す」
というもの。
脳は、質問を与えると答えを探してしまうという習性をうまく利用している。
実際、やってみると心が落ち着くし、逆の質問をすると心がささくれ立つ。

齊藤一人さんの「ツイてる」や
和田裕美さん「新・陽転思考」も、この方法を使っている。
マイナスなことがあるのは避けられない。
しかしそういった中にも良い点を探す、という訓練なのだろう。

一方、ネガティビティを減らすことも必要。
ネガティブなことというのは、考え始めると頭の中で
グルグルと回ってしまうもの。
それを止める方法も紹介されている。

このサイクルをストップさせるには、
ネガティブ思考に「dispute(反論)」するのが有効であることが、
科学的に証明されています。
最初のステップは、自分が有害な反芻をしていると「気づく」ことです。
次は、健全な方法で「気持ちを問題からそらす」ことです。
そして大事なことは、「気持ちをそらすことは一向にかまわない」と知っておくことです。

最後に、ポジティビティを増やすコツを一つ。

外に出る、というのもまた、ポジティビティを増やすシンプルな方法です。
天気のよいときに20分以上屋外で過ごした人に、ポジティビティの上昇が見られたのです。

ポジティブであることは、視野も心も広くし、
生きやすく、そして成果も出しやすくなれる。

日本人というのは、根性で歯を食いしばってがんばっているのを
よしとする民族なので、ポジティビティが発揮されている場面は
あまり多くないように思う。
それだけに、ただしい知識を持って、自分の生活を見直したい。

とても学ぶところが多かったので、オススメ度は★5つです!
脳のしくみからポジティブであることの重要性を説いた、
脳に悪い7つの習慣も合わせてオススメ。

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感想メモ:ヨーガに生きる

ヨーガに生きる―中村天風とカリアッパ師の歩み
ヨーガに生きる―中村天風とカリアッパ師の歩み
  • 発売元: 春秋社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 1988/07/25

★★★★★

中村天風氏と言えば、東郷平八郎、稲盛和夫など、
多くの著名人が師事したことで有名。
その教えの元となったのは、チベットでの
ヨーガの聖人タリワッパ師の元での修業だという。

そこでは、どんなことをしていたのだろうか?
その修業の様子を、事実に基づいて小説風にアレンジしたのが
この「ヨーガに生きる」だ。参考になる部分が多かった。

心の統禦は、あくまでも、波騒ぐ心そのものに手をつけず、
むしろ放っておいて、他に転ずるというのが、基本の原則となる。
そして、いつしか気づいた時には、その目的が達成されていた、
というのが正統法である。

例えば、膝が痛いとする。
膝が痛い膝が痛い・・・と思っていたら、つらい。
他のことに気を向け、痛いことは出きる限り心から
追い出すようにするのがコツ、ということ。

他にも、潜在意識の重要さとそのコツなど、
興味深いことが盛りたくさんだった。
中村天風氏の他の本でサラッと書かれていることが、
長期にわたる修業の果てに得た教訓だということがわかる。
中村天風氏の本を読んでいる人は、ぜひこの本も読んでおくべき。

心をコントロールするということは、
現代でも多くの人の求めるところであり、
それでいてこれほど難しいこともない。
その問題に、ずっと取り組み続けてきたのが、
ヨーガの聖者と呼ばれる人たちなのかもしれない。
オススメ度は★5つです!

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感想メモ:「買いたい!」のスイッチを押す方法

「買いたい!」のスイッチを押す方法  消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)
「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)
  • 発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 価格: ¥ 740
  • 発売日: 2009/11/10

★★★☆☆

ワクワク系マーケティングを主宰する小阪裕司氏。
このサイトでも度々取り上げているが、その流れを汲む本。
感性価値などの話に加えて、脳科学と購買行動の関連についても
併せて紹介されている。

安さだけが意思決定要素ではない。安さより重いおもりは存在する。
たとえばそれは「このブランドが好き」「このお店が好き」という思いだ。

この考え方が、私が興味を持っている部分。
これを意図的に作り出せるのであれば、
すばらしことだと思うのだ。

近年明らかになったところによると、
脳は何歳になっても新しいニューロンを作る。
かつては、それは幼いころだけで、あとは年々老化して
機能が低下するだけだと言われていたが、そうではなかった。

 脳細胞は減るが、シナプスは増え続ける、
ということを読んだことがある気がする。
見つけた↓

 確かに歳をとると、神経細胞の総数は減っていく。
しかしシナプスの数は逆に増加していくというのだ。
このことは、歳をとると記憶容量は大きくなることを示している。

本:脳科学の本まとめ | うむらうす -annex

というような脳の話も絡めた、読みやすい本。
興味を持ったら、他の小阪氏の本を読んでみると良いでしょう。
オススメ度は★3つです。

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感想メモ:人生を好転させる「新・陽転思考」

人生を好転させる「新・陽転思考」
人生を好転させる「新・陽転思考」
  • 発売元: ポプラ社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2009/08/22
  • 売上ランキング: 2772

★★★★★

この本はで語られているのは、難解な理論ではなく、
ちょっと気をつければできること。
だからこそ続けられるし、
続けていけば人生が変わる。
そういう力がある本だと感じた。

「陽転思考」と言っても、いわゆるポジティブシンキングとは異なる。
こちらは「マイナスの感情になってしまうのはしょうがない」
と認めているのだ。
その上で、その事実の中から、一つでも何か良い点を見つけ出す、
という作業を習慣化していくのだ。

それならできるかもしれない。でしょう?

考え方の習慣を変える本としては、
地上最強の商人」があるが、この「新・陽転思考」の方が
シンプルな分、続きやすい気がする。
オススメ度は★5つです。
続ける価値があり、続ければ人生が変わると思います。

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