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感想メモ:宇宙を味方にする方程式

宇宙を味方にする方程式
宇宙を味方にする方程式
  • 著者: 小林 正観
  • 発売元: 致知出版社
  • 発売日: 2011/09/16

★★★★☆

一見関係が無さそうなことだけど、
調べてみたらそうなっていた。
例えば、お金持ちの家のトイレは
必ずフタが閉まっていた。

そんなお話がいっぱい
紹介されている。

根拠はないのだけど、直感的に
正しいことが書かれている気がする。

きっとそうだろうな、と特に思ったのは
以下の部分。

すごく楽しくて理想的な育て方・育ち方というのは、
親が楽しそうに勝手に前を歩いていって、
その背中を子供が追っかけていくという形なんです。
子供に対して「早く早く」と強いないで、
ボーッとしているところを認めてあげる。
ボーッとして何もしない時間が多いほど、
伸び伸びとすこやかに育つ可能性がある。
そのための重要なポイントは、
親もみずからボーッとしている時間を持つこと。

こういったことを読んで、
「なら、やってみようか。
 減るもんじゃなし」
と思える人には、オススメ。
斎藤一人氏の本が好きな人も、
いいんじゃないかな。

世の中根拠があって、やる前から結果が
読めることなんてそうあるものじゃない。
ならば、大事なのは試してみること。

軽いノリで試してみる、
そんな行動力が大事なんじゃないかな、
などと感じていたりする今日この頃。
オススメ度は★4つです。

宇宙を味方にする方程式
宇宙を味方にする方程式
  • 著者: 小林 正観
  • 発売元: 致知出版社
  • 発売日: 2011/09/16

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感想メモ:仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法

仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法
仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法
  • 著者: 菅谷 義博
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2010/11/26

★★★☆☆

なんとも魅力的なタイトル。

自分の時間を使う仕事よりも、
仕事の仕組みを作って、
継続的に収入があるよう心がけよう、
ということ。

なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?
共通するものがあります。

そうすれば、時間や場所が制約とならず、
安定した収入を得ることができる、とのこと。

著者の菅野さんのオススメは、
ネットビジネスと不動産経営の、
組合せであるようです。
攻めと守りですね。

タイトルにもある「ドラクエ」って何?というと、
経験値を積んで仲間をつくってがんばろう、ということ。

  1. 必要な分野の本を10冊読む
  2. 本を読んだら、その分野のセミナー、勉強会に出る
  3. セミナー、勉強会で同じ目標を持つ仲間をつくる
  4. お金があまりかからない範囲で実践を開始する
  5. 実践結果を情報発信する
  6. 1〜5を繰り返す。実践して利益が上がったら、
    その利益は実践のための資金として再投入する

後半は、著者の仕事のやり方から
安い旅行の行き方の紹介など、
lifehack的な感じ。

オススメ度は★3つです。
こういう暮らし、あこがれますなぁ。
ちなみに、なんか装丁が黒いなぁと思ったら、
エヴァ風みたいです。
『仕事は1日30分!』|菅谷義博の3倍速いレーシングカート

目次
第1章 仕事の仕組み(「仕事の貯金」ができる仕事をする;「仕事の仕組み」に働いてもらう ほか)
第2章 成功の方法論(ネットビジネスと不動産経営で成長と安定を両立する;成功への道のり「ドラクエ流成功法」)
第3章 お金をつくる(ネットビジネス;不動産経営 ほか)
第4章 時間をつくる(戦略レベルで時間をつくる;できる限り外注化する ほか)
第5章 人生を楽しむ(星輝さん(35歳)埼玉県在住
山田仁さん(40歳)米国ロサンゼルス在住)

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感想メモ:希望をはこぶ人

希望をはこぶ人
希望をはこぶ人
  • 著者: アンディ・アンドルーズ
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • レーベル: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2011/04/15

★★★★☆

ピンチに陥っている人の前にフラッと現れる、
謎の老人?ジョーンズ。
次々と人々を危機から脱出させる、
彼が教える「物の見方」とは?

心に感謝を持つこと。

失ったものに意識を向けると、
ますます多くを失うことになる。
逆に、感謝に満ちた物の見方は、
人生に幸せと豊かさをもたらすんだ。

人に好かれるようにすること。

    他人の言いなりになれと言ってるんじゃないよ。
    しかし、影響力のある人になりたいとか、
    人々の共感を得たいと思うなら、
    一緒にいて楽しい人にならないといけない。
    君に対する他人の評価はそれぐらい大切なんだよ。

    自分のやり方で愛情を表現しても、
    相手がそのやり方を理解できなければ、
    意味がない。

    愛情表現力の「方言」は四つある。
    (中略)
    自分がアイデアがを表現する方法と、
    自分が愛されていると感じる方法は同じであることが多い。

    その4つとは以下の通り。

    1. 承認の言葉
    2. 親切な行為
    3. 肉体的接触
    4. 質の高い時間を共有すること

    心を前向きに保つ方法。

    枕元にノートとペンを置いて、起き抜けの十分間で、
    自分がありがたいなと思っていることを書きとめてごらん。
    人の名前でもいいし、物でも気持ちでも、何だって構わない。

    内容としては、このサイトでも色々と紹介している
    成功」や「幸せ」タグの本たちと重なるものが多い。
    特に中村天風氏の本との一致を強く感じた。
    (参考:ほんとうの心の力)

    一方、生活の中で、どのようにその教えを
    活かしていくのか、という視点はおもしろい。

    喜多川泰氏の本や「仕事は楽しいかね?」と似たテイスト。
    あちらを楽しく読めた人は、こちらもきっと気に入るはず。
    架空のお話ではあるが、彼自身の体験がベースと
    なっているようだ。そんな人と会ってみたいなぁ。
    オススメ度は★4つです。おもしろく、ためになる本でした。

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    感想メモ:斎藤一人 お金に愛されて百戦百勝

    斎藤一人 お金に愛されて百戦百勝―お金を増やす「日本一簡単な方法」 (知的生きかた文庫)
    斎藤一人 お金に愛されて百戦百勝―お金を増やす「日本一簡単な方法」 (知的生きかた文庫)
    • 著者: 小俣 貫太
    • 発売元: 三笠書房
    • 価格: ¥ 560
    • 発売日: 2005/05

    ★★★★☆

    「ツイてる」の斎藤一人さんのお弟子さんが、
    一人さんの言葉をまとめた本。

    「ツイてる」というと運が良くなり、商売も繁盛する。
    という話に「非科学的だ」という人もいるかもしれないが、
    最近はポジティブ思考についての研究もされていて、
    研究結果についての本も出ている。
    ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則心のなかの幸福のバケツ

    別に効き目がなくてもそれだけなんだし、
    とりあえず試してみればいいんじゃなかろうか。
    というような素直な気持ちで、
    様々な教えを試してみるのが大事だそうです。

    以下、メモした言葉。

    10倍稼ごうと思ったら、10倍簡単にするんだよ。
    たとえば、ひどく疲れているときに面倒なことが起こると、
    ついため息が出てしまうことがあります。
    そんなとき一人さんは、必ずこういうのです。
    「ああ、おれたちって幸せだよね」
    暗いことを言ったり、ついイヤなため息を出したりしたら、
    最後を「幸せ」ということばで結ぶようにするのが、
    自分の機嫌を取るコツです。

    オススメ度は★4つです。
    軽く読めて、それでいてハッとする言葉が多かったです。
    日々反省ですなぁ。

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    感想メモ:史上最強の人生戦略マニュアル

    史上最強の人生戦略マニュアル
    史上最強の人生戦略マニュアル
    • 著者: フィリップ・マグロー
    • 発売元: きこ書房
    • 価格: ¥ 1,785
    • 発売日: 2008/09/27

    ★★☆☆☆

    内容はその通りだと思うし、この本に忠実に従って、
    一つ一つ人生の変革に取り組んでいけば、
    人生が変わるのかもしれない。

    しかし、私は何回かトライしようとしたが、結局挫折した。
    これは、本が悪いわけでも私が悪いだけでもなく、
    私とは相性が悪かった、ということで結論づけた。
    なぜなら、訳者の勝間和代氏のように、
    「人生が変わった!」という人もいるからだ。

    どちらかというと、すごく熱意があるマジメな人に
    合うのではないかと感じた。

    ということで、人にオススメできるかというと、
    あまりできないので、★2つとします。

    内容にほとんど触れなかったが、女子勉さんの書評がよくまとめられていて
    オススメです!と丸投げが得意な当サイトです!こんにちは!
    【書評】厳しいけれど役に立つー史上最強の人生戦略マニュアル | 女子勉

    ちなみに、私が「人生変わった」と思う本はというと、
    下に上げているような本になります。

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    感想メモ:もどってきたアミ―小さな宇宙人

    もどってきたアミ―小さな宇宙人 (徳間文庫)
    もどってきたアミ―小さな宇宙人 (徳間文庫)
    • 著者: エンリケ・バリオス
    • 発売元: 徳間書店
    • 価格: ¥ 620
    • 発売日: 2005/08

    ★★★☆☆

    アミ小さな宇宙人の続編。
    ストーリーは前回と同じような感じ。
    「愛こそが宇宙の法。それに従って生きよう」
    という主張。

    確かに、それが理想の世界なのだろうと思う。
    しかし、世間擦れしたオトナとしては、
    実現に向けた筋道と、その実現可能性を考えて
    どんよりとしてしまう。

    それじゃあいけないとは思いつつも、
    解決方法が思いつかない。
    とすると、この本のように、
    まずは子供から伝えていくのが、
    良いのかもしれない。

    オススメ度は★3つです。

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    感想メモ:一瞬で恐怖を消す技術

    一瞬で恐怖を消す技術 ~恐怖を力に変える7つのステップ~
    一瞬で恐怖を消す技術 ~恐怖を力に変える7つのステップ~
    • 著者: マイケル・ボルダック
    • 発売元: フォレスト出版
    • 価格: ¥ 1,470
    • 発売日: 2010/11/08

    ★★★★☆

    仕事にせよプライベートにせよ、
    成果を出す確率は、トライする数に比例する。
    しかしほとんどの人がトライの数を増やせない。
    それは「失敗・拒絶に対する恐怖」があるから。

    ということで、この本のテーマは
    拒絶に対する恐怖のコントロール

    これはとても難しい。単純に、恐いからだ。
    しかし「拒絶は成功の前提条件」と考えれば、
    考え方は変えられるかもしれない。
    最終的には、次のような状態になるのが理想。

    『拒絶の利用』は、拒絶されればされるほど
    成功も得られるということを理解した上で、
    成功するために多くの拒絶を受け入れる姿勢です。

    じゃあ、どうすれば拒絶を恐れなくなれるのだろう?

    拒絶に対して満足できるようになるための方法は、
    『ノー』という言葉を何度も何度も繰り返しただ聞いて、
    それでも満足することなのです。

    やっぱり拒絶される経験なりをシミュレーションなりで、
    耐性をつけるしかないようだ。

    次は、精神状態をピークに持っていく4ステップ。
    ここ一番で実力を発揮できる人と言うのは、
    無意識にこういうことをしているのではないかな。

    1. 感謝しているものを10項目考える
    2. 望んでいることを心に描く
    3. おまじないを唱えて確信する
    4. 「行動する」と自分で決める

    他には、
    「恐怖と感謝はお互いに共存できない」
    「情報提供マーケティング」
    という言葉が印象に残った。

    ということで、とても納得できる内容でした。
    高額なセミナーがあり、そちらへの誘導という面があるとしても、
    読む価値は十分ある本でした。
    オススメ度は★4つです。

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    感想メモ:幸運を呼ぶサイエンス

    幸運を呼ぶサイエンス―「意識」の力は現実を変える
    幸運を呼ぶサイエンス―「意識」の力は現実を変える
    • 著者: 松田 綾子
    • 発売元: グラフ社
    • 発売日: 2005/09

    ★★★☆☆

    まえがきや装丁からは、成功や幸運についてわかりやすく説明する、
    柔らかい感じの本なのかと思われた。

    しかし読み進めていくと、
    ポジティブ思考や「引き寄せの法則」といった話を、
    「波動」というキーワードつながりで
    量子力学から説明を試みる
    という、
    予想の斜め上を行く本だった。驚いた。

    数式こそ出てこないものの、コペンハーゲン解釈とか、
    かなり踏み込んだところまで書かれている。
    そのため、量子力学の理解が深まったりするのだが、
    それはこの本の主旨ではない気もするのが難しいところだ。

    「波動」について

    心の水面に、なるべくいい波を立てて、
    まわりの人にもいい影響を与えるようにして暮らしていると、
    必ずどこかにぶつかって、
    元よりももっと気持ちのいい波が返ってきます。

    波は引き合い、干渉し合う。光のように、自分自身とも。
    だから、プラスの言葉や考え方をしていくことで、
    プラスの波動を持つ人と引き合い、強め合う、
    という理解であるようだ。

    様々な未来

    量子力学の「状態の重ね合わせ」の話から、
    可能性は低くとも、様々な未来があり得るのだと言っている。
    そう考えることができれば、やる前から「ムリだ」と諦めることなく、
    行動を起こせるようになるかもしれない。


    というように、おもしろい考え方をしている。
    しかし、これをサイエンスというかについては、
    異論がある人もいるだろう。
    特に、理系の人にはひっかかると思われる。
    オススメ度は★3つです。

    似た系統の話として、プラス思考についての研究結果をまとめた
    ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」や
    心のなかの幸福のバケツ」がある。
    個人的には、こちらをオススメします。

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    感想メモ:ちょっとした習慣であなたの人生は変わる

    ちょっとした習慣であなたの人生は変わる ―思いのままに望みが叶い、最高の自分を手に入れる!―
    ちょっとした習慣であなたの人生は変わる ―思いのままに望みが叶い、最高の自分を手に入れる!―
    • 発売元: フォレスト出版
    • 著者: 佐藤 富雄
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2006/07/21

    ★★★★☆

    「習慣を変えれば人生が変わる」

    確かに、その通りだろう。
    毎日の積み重ねというのは、それほどに大きい。
    しかし、習慣を変えるには、どんなことをすれば良いのだろう?
    気をつけるべきことは?

    この本では、いざ習慣を変えよう、と思い立った時に、
    ヒントになるような話が書かれている。

    習慣と言っても、いい習慣を身に付けなければしょうがない。

    気持ちのいい習慣、没頭できる習慣は、脳にとっても「いい習慣」である。
    (中略)
    続いて、とくに何も感じない退屈な習慣は「よくない習慣」である。

    なんとなく思いついてしまう、罪悪感を感じる習慣…
    ダラダラしたネットサーフィンのことか!?
    気をつけましょう。

    そして、どんな習慣をつければいいのだろうか?

    次の3つの習慣を見直すだけである。
    1. 口ぐせ(言葉の習慣)
    2. 遊び(感動の習慣)
    3. エクササイズとサプリメント(カラダの習慣)

    他は後述するので、3. のサプリメントについて触れておくと、
    ビタミンE+C、コエンザイムQ10がオススメだそうです。

    次に、「口ぐせ」について。
    「口にすることがその人を形づくる」ということは、
    他の人も言っているところだ。
    例えば中村天風氏、斎藤一人氏、他にも挙げればキリがない。

    そして、脳はクセがあって、
    口にした内容を正確には理解してくれないのだ。

    つまり、あなたが誰かのことを口汚くののしるほど、
    古い脳は「自分が攻撃された」と勘違いしてしまう。

    なので、口にすることについては、次のことを気をつけよう。

    • 誰のことであれ悪口は言わない(脳は人称を理解しない)
    • 「いつか」ではなく現在形にする(脳は想像と事実を理解しない)
    • 何もしたいのか具体的に想像する(数値目標はまったく理解できない)

    次に遊びの習慣について。

    どんな年齢になっても、脳に「刺激」を与えてやれば、
    新生ニューロンはどんどん増えていくのである。
    その「刺激」こそが「感動」なのだ。

    同じことばかり繰り返す毎日では、感動がなくなってしまう。
    他の本では、例えば毎日の通勤/通学ルートで、
    いつもと一本違う道を通ってみる、ということが書かれていた。
    その程度でも良いのだ。

    これをスタートするのは、他のどんな日よりも「今日」であるべきだ。
    明日でも来週でも来月でもなく、「今日」から始める。

    大事なのは、実行してみること。
    これに尽きる。

    いくらよい知識を身につけても、
    実行しなければ何の意味もない。
    そして、何かを始めるということが「予定外報酬」となり、
    脳に感動を与えてくれるのだ。

    今まで読んできた脳や習慣の本を振り返る、よい機会だった。
    オススメ度は★4つです。
    さっそく、意識的に新しい行動をしてみるようにしよう。
    今日からね!

    習慣や口ぐせについては、以下の本もオススメです。

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    感想メモ:天職の作法

    天職の作法
    天職の作法
    • 著者: 小阪 裕司
    • 発売元: 大和書房
    • 発売日: 2004/05/29

    ★★★★★

    好きなことを仕事にするべきなのか?

    どう考えればいいんだろう?
    そういったモヤモヤした考えが、整理されていく本だった。

    好きなことも好きじゃないことも、
    どっちみち食っていくには苦労もある、創意工夫も必要なのだから。
    じゃあ「好きなこと」のほうがずっといいじゃないの、ということです。

    一方で、じゃあ好きなことを仕事にすれば天職?
    というような単純な話でもないようだ。

    人は常に、自分を開花させるエネルギーとともにある。
    そしてそのエネルギーとともに、開花の道を歩くことが、
    天職を生きるということなのです。
    (中略)
    そういう意味では、天職は「いく」ものなのです。

    自分の才能を発揮できる状態を「天職」
    そこに至るためのプロセスを「天職を生きる」という言葉で
    表しているのかな。

    メンターという言葉も、ビジネス本とか読むとよく聞かれる。
    しかし、メンターってどこにいるの?どうやって出会うの?
    とか思っていたら、次のようなことが書かれていた。

    こういう話を聞くと、多くの人がメンターを探し始めるのですが、
    メンターというのは探すものじゃないということです。
    メンターというのは引き寄せるんです。引き寄せるものなんです。

    結局、自分がそう感じられていれば、誰がなんと言おうとそれは天職だし、
    逆に自分がそう感じられなければ、それは天職ではない。

    自分はこうする、と決めて、その責任を引き受ける覚悟と納得感を
    持てているかどうかなのだろう。
    「やらされている」のではなく「選んでやっている」こと。
    これが私なりの解釈。

    まとめると、自分の内からの声に耳を傾け、ノックされる音を聞く。
    そして才能の開花の道を歩くことで、人や機会を引き寄せる。
    それが「天職を歩く」ということ。

    小阪裕司氏といえば、ワクワク系マーケティング。
    商売にフォーカスした本が多いが、
    職業、生き方といった部分を語るこの本もとてもおもしろかった。
    オススメ度は★5つです!

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