感想メモ:なぜ私だけが苦しむのか

なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記 (同時代ライブラリー (349))
なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記 (同時代ライブラリー (349))
  • 発売元: 岩波書店
  • 発売日: 1998/07

★★★★★

 突然の事故、病気、自然災害。
そういったものに、不運にして自分、または近しい人が遭遇してしまったとき、
人はそのつらい事実をどう考えればいいのだろうか?
そして「なぜこんな目にあわなくてはいけないのか・・・」という問いに、
一体どう答えればいいのだろうか?

 著者はユダヤ教のラビで、こういった問いを度々投げかけられてきた。
そして何よりも、彼自身が息子さんを早老症という病で、
14歳の若さで亡くしている。
この悲しい出来事から15年後、こういった不条理に苦しむ人々の助けになるために
本書を書いたという。

 彼のたどり着い答えは「神の大いなる意志である」あるいは
「神が必要とした」というようなものではない。
なぜなら、もし慈悲深い全知全能の神が存在するなら、
右も左もわからぬ幼い子の母親を奪い、悲しみに押しつぶしてしまうはずがないし、
逆に罪もない子供に過酷過ぎる運命を課し、その両親の心を砕いてしまうはずも
ないからだ。

 あなたなら、こういった境遇に遭遇してしまった場合、どう考えるだろうか?
あるいは周囲の人がそういう境遇に遭遇してしまった場合、どう声をかけるだろうか?

 誰しもが真剣に読まざるを得ないトピックで、誰しもが読む価値がある本。
★5つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:デザイン魂 (トム・ピーターズのマニフェスト 1)

トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂 (トム・ピーターズのマニフェスト 1)
トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂 (トム・ピーターズのマニフェスト 1)
  • 発売元: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2005/09/10

★★★★☆

 ドラッガーと並び称される(という人は少なくないが)
トム・ピーターズがデザインの重要性について熱く語る本。
必然的に、この本自体のデザインも相当凝っている
(一部黒地に濃い字で読みづらかったりするが)。

 「エクセレントカンパニー」の頃とは大分雰囲気が変わっている。
といっても悪い意味ではなく、むしろその前面に押し出された
熱いメッセージは、人に伝染し感化する力がある。

 それに「デザインにもっと気を使うべき!もっとこだわれ!」
というメッセージはとても共感できる。
常に心がけていたいものだ。

 ここで言われている「デザイン」とは、物理的な製品のものとは限らない。
いわゆる「user experience」やブランドのデザインも含まれている。
Appleは製品のデザインだけでなく、user experienceやブランドの
デザインも含めて優れている企業だ。

 個人的には、マニュアルを読まなくても使いこなせる製品、
あるいは読むのが苦痛ではないマニュアルに出てきて欲しい。

 以上、よいデザインがあふれる世界を祈って★4つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
  • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2008/06/15

★★★★☆

 「知識-理解-応用-分析-統合-評価」というブルーム博士の思考の六段階モデル(3つにすると「空-雨-傘」)を元に、ビジネスと必要とされる7つの「力」を説明している。要するに、戦略系コンサルタントが使う知識の基礎を紹介している、「地頭力」に似たスタイルの本。

 基本的フレームワークを21個紹介しているページは、カラー図とともにまとまっているので覚えておくとよいと思う。切り抜いて持ち歩くために作られているのかと思った。「力」については、「地頭力」と比較しながら読むと、理解が深まるかもしれない。

 さすがアウトラインもしっかりしているし、内容の説明も簡潔である。その一方で、一つ一つの項目の解説が少なく、数が多すぎる気がする。こういった本は、読んだ知識を日常的に利用する習慣を付けてこそ、初めて意味が出てくる。それには内容が盛り込まれ過ぎている印象があるということだ。

 ということで、★4つ。勝間さんの本では、10倍シリーズの方が印象が強かった。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:ライフハックのつくりかた

ライフハックのつくりかた
ライフハックのつくりかた
  • 発売元: ソフトバンク クリエイティブ
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2007/03/27

★★★☆☆

タイトル通り、「ライフハックのつくりかた」について述べている本。
著者は、「IDEA HACKS!」「TIME HACKS!」「STUDY HACK!」等の小山氏。

lifehackとは、仕事や生活の効率を上げるためのコツのようなもので、
一つ一つはちょっとしたものだが、数が積み重なると
大きな差が出る、というようなものだと私は理解している。

そのため、一つ一つのlifehackは、すぐに使える
速効性のものであることが望ましい。
この点こそが、上記の「IDEA HACKS!」や「TIME HACKS!」が
大きな反響を呼んだ理由だろう。

しかし本書は、lifehackを作るための理念的な内容がメインで、
これは理念的であるがために、lifehack的な速効性には乏しい。
「lifehackを作るlifehack」ではない、とでも言えばよかろうか。

なので、lifehackを期待して読むと肩透かしを食らうだろう。
この時点での小山氏の興味を反映するものとなっているため、
私は完全には消化できていない。
上に挙げた他の著作ほど読みやすくはない。

ということで、「HACKS!」シリーズのような内容を期待していた
私としては★3つ(勝手に期待して外した私が悪い気もするが)。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:人生で学んだ一番大切なこと。

人生で学んだ一番大切なこと。
人生で学んだ一番大切なこと。
  • 発売元: PHP研究所
  • 発売日: 2003/01

★★★★☆

人生の年輩たちへのインタビューから抜き出されたエッセンス集

老人福祉を専門年、お年寄りへのインタビューをライフワークとする著者が、
過去に聞いた話の中から選りすぐった言葉を集めた本。

「生き方」「時間」「結婚」「憂鬱」「仕事」「老化」など、
テーマごとに整理されている。
どの言葉も、その人が長い人生を通じて学んできたことであり、重みがある。

内容も確かに興味深いのだが、さらに印象深かったのは、
60歳、70歳を超えてからも、人生が大きく変化している人が多いことである。
そしてその変化は、きっかけが内的な要因か外的な要因かに関わらず、
気持ちの変化による部分が大きい。

自分も含め、大人になるとそう簡単に心は変えられないと思っている人は多い。
確かに他人の心を変えるのは難しいかもしれないが、自分の心を変えるのは、
自分次第であり、いつでも可能なのだと感じた

本書には様々なお年寄りの言葉が登場する。
前向きに生きてきた人、前向きでなかった人、様々である。
数十年という長い期間をどう生きると、どういう人生になるのか。
人が一生かけても一度しか試すことができないことを、
数多く学ぶことができる。

以下、メモ。

  • 年をとると、言い訳をして嫌なことを先のばしにすることができなくなるんだ。
  • 結局ね、誰も人生の意味なんてわからないってことに気がついているんだ。

気付くのに長い時間が必要なこともあるが、
反面教師として気をつけることができそうなこともある。

様々な考え方を持つお年寄りの言葉が揃っているので、
自分に影響がある部分は少なくなるかもしれない。

何となく気が重いときに、サラッと読むとよいと思う。★4つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:口コミ伝染病

口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム
口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2001/03

★★★★☆

 人と同じことをやっていては、人と同じ成果しか得られない。
自分の頭で思いつくことは、たいてい他の人も考えている。
となると、実際の体験に基づいた経験談・ノウハウを知ることができれば、
とても効率が良い。

 本書は神田昌典氏が顧客獲得実践会を主宰していた2001年の本で、
神田氏と実践会のメンバーの方々の「口コミ」を活用したマーケティングに関する
ノウハウが詰まっている。しかも、その内容は全く古いとは思わなかった。

 以下、メモした内容。
なるほどなと思いつつも、なかなか自分では思いつけないことが多い。
こういったノウハウを知ることができるのは、とてもありがたい。

  • お客の期待を戦略的に下げることが重要だ。お客の期待を落としておいてから、それ以上のサービスを提供する。すると……しゃべりたくなる。
  • このように口コミになるには、商品品質だけではなく、劇的な体験や、伝言ゲームをスムーズに行っていくための仕掛けが必要になる。
  • 理屈じゃ、人は動かない。感情を逆なでし、大衆を怒らせることで、初めて変化につながるのだ。
  • ○○からお友達を救ってあげよう!これが、お客をあなたの味方につける、魔法の表現のひとつだ。
  • 賄賂提供型・紹介キャンペーンよりも十字軍結成型・紹介キャンペーン
  • 使命とは、次の○○をうめることである。「私どもは、○○を断固拒否します。」
  • 「この店は、私のことを分かってくれる」このように思ったとたん、お客は共感を寄せることになる。
  • 表の欲求は、建前。裏の欲求は、本音。
  • お客をヒーローにするのである。ヒーローになったお客は、しゃべりたい。しゃべらないとガマンできない。禁断症状に陥る。
  • 行列は供給を絞ることによって、自ら作るものである。その行列に並んだお客は、苦労して得たその希少な体験を話したがる。
  • あなたが、付き合いたい客に絞って欲しいのだ。これがコミュニティーを作っていくための、最低条件だ。
  • 当然、メッセージの途中で電話を切る人は多い。しかしメッセージが流れはじめてた22秒〜25秒の範囲であれば、切断率は0%。

 マーケティングに携わっている人なら、すぐにでも役に立つヒントが
いっぱいあると思うのでぜひ読むべき。良著。★4つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

ノゾヴェント

ノゾヴェント2P
ノゾヴェント2P
  • 発売元: ヤマオカ
  • 価格: ¥ 3,150
  • 発売日: 2004/10/18

★☆☆☆☆

たまには本じゃないものも紹介してみよう。

私は鼻がつまりがちで、寝ているときに口で呼吸してしまう。
そのせいで口が渇いて喉が痛くなることが多いので、
鼻で呼吸できると良いなと買ってみた。

が、使えたもんじゃなかった。

  • 見かけ
     装着すると、あたかも牛の鼻輪みたい。
     ものすごい笑われた。
     装着した状態で真顔ですましたポーズを取ると、爆笑は固い。
     笑いを取りたい人にはオススメだ。
  • 使用感
     両端を鼻の穴の奥の方に入れ、ゴムの張力で鼻の穴を押し広げるもの。
     そして両端には、ズレないようにコンペイトウのような
     複数の突起が生えている。これがすごく痛い。
     鼻の穴の中の粘膜なんて丈夫なわけがないのに、ありえない出っ張り。
     人種が違うと鼻の穴の粘膜の強度も異なるのだろうか。

ということで、1日も使えなかった。損した。
鼻の穴の粘膜の強さに自信がある人にオススメ。★1つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:ダーウィン賞!

ダーウィン賞!―究極におろかな人たちが人類を進化させる
ダーウィン賞!―究極におろかな人たちが人類を進化させる
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 2001/05

★★★☆☆

恐るべきくだらなさを誇る死に様の数々

世にもくだらない死に様を見せ、淘汰されることで人類の遺伝子プールの質を向上させた人に、与えられる賞。それがダーウィン賞らしい。

  • たとえばこの世には、ガソリンの入った缶をライターの火でのぞきこむ人や、もうすぐ大嵐が来るというのに、浜辺で「ハリケーン歓迎パーティー」を開く人たちがいる。そこでわたしは、このように死んであたりまえの無謀な人たちに「ダーウィン賞」を与えることにした。

絶対車の外に出るなと書かれまくっているサファリパークで、車の外に出て虎に襲われ命を落とすカップル、銃口をライターの火でのぞきこみ頭を打ち抜かれる人、ゴムヒモが伸びることを計算しないでバンジージャンプした人。

そんな事例が山と並んでいて、読んでいると人生について深く考えさせられる、ような気がした。

ただ、ときどき意味不明すぎておもしろいものもある。

例えば「女房を放り投げた男」。
派手に口論したあげく、奥さんを8階のバルコニーから放り投げた男。
しかし奥さん運良く送電線に引っかかって助かった!
すると男は奥さんめがけて自分も飛び降りた!
そして自分はかすりもせずに落ちて死んだ!

もう意味わかんない。
こんな死に方はいやだと心底思った。★3つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:人は意外に合理的

人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く
人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く
  • 発売元: ランダムハウス講談社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2008/11/20

★★★☆☆

 経済学は人がインセンティブに応じて行動するとしているが、
果たして人はどれだけ合理的にインセンティブを計算できるのだろうか。

 そういった疑問を元に、人の不合理さを説明するのが、
心理学やそれに基づいた行動経済学である。

 本書はタイトル通り、そうは言っても人は以外に合理的なのだと説く。
ただし、人が完全に合理的なのだというのではない。
不合理なところもあるが、無意識のうちにかなり合理的な行動を
とっているのだと、豊富な実例を元に説明している。

 ただし、人が合理的になれるのは、見た目の罠を見抜く経験を積んだ
場合であるようだ。例えば、プロのギャンブラー、売春婦など。

 そしてそんな彼らでさえも、現実から隔離された人工的な環境に置かれると、
不合理な行動をしてしまうのである。

 つまり、著者の主張は行動経済学の主張と矛盾しない。
人は、瞬時に複雑な損得勘定はできないので、
様々なパターンの不合理な行動をしてしまう。
ただし経験を積み、真の損得勘定を見抜くようになった場合には、
合理的に振る舞うことができるのである。

 結局人はだまされやすく、合理的になれるのは限られたケースであるようだ。
ちょっと読みにくかった。★3つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:大人が変わる生活指導

大人が変わる生活指導
大人が変わる生活指導
  • 発売元: 日経BP社
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2006/05/11

★★★★★

結果を出したいなら、まず生活から見直そう

公立の松虫中陸上部において、7年間で13人の日本一を輩出した原田氏の本。
中学の教師を退いてからは、企業など大人の指導に軸足を移しているという。
そして、中学において培った指導のノウハウは、大人に対してもそのまま通用する、という。
その内容と理念を語っているのがこの本である。

陸上競技では技術やトレーニングだけでは、一定の結果で伸び悩む。
しかし、靴を揃える、お皿を洗うなど、一見関係がなさそうな生活面に取り組んだところ、
心が鍛えられことで成績も飛躍的に伸びたそうだ。
そしてこのことはそのまま、社会人にも通用したそうだ。
毎日会社の前を掃除する、身の回りを整理する、きちんと挨拶する、など。

私は本を読むときは、いい内容をメモしながら読むのだが、
この本はメモをする箇所だらけになってしまい、読むのに時間がかかった。
それだけ納得させられることばかりだったのだ。
要するに、オススメである。

以下、内容。

  • 夢を描いてそれを目標に変える。
    目標達成のための方法を考えて、達成しきる。
    被害者意識がなく心のコップがいつも上を向いている。
    心・技・体+生活のバランスが取れている。
    こうした人が私の目標とする自立型人間です。
  • あなたが人生をさらに充実したものに変えたいと願うならば、
    日々の仕事をつまらないと思ってあきらめるのは、この瞬間からやめましょう。
    どんな仕事でも本気になって取り組むことからすべてがはじまります。
  • 技を磨くだけ、体をつくるだけではそこから得られる成果に限界があることを知りました。
    著名なスポーツ選手やオリンピックの金メダリスト、またその指導者を調べた結果、
    最後に勝負を分けるのは心であるということに気づいたのです。
  • 心づくり:心を使う、心をきれいにする、心
  • を強くする、心を整理する、心を広くする
  • 仕事も人生も充実させたい。どちらも楽しみたい。ごく当たり前の願いです。
    しかし、いまの日本では、その当たり前のことが、むずかしくなってきています。
  • 小さな継続が、仕事において意外なほど大きな力をもたらしました。
  • 身の回りをきれいにすれば、その場のすさみがなくなり、そこにいる人間の心もきれいに保たれるからです。
  • 奉仕活動で心がきれいになるひとつの理由は、感謝の気持ちを実感できることです。
  • 極論するならば、この世のあらゆる仕事を成功させる秘訣は、相手の心にチャンネルを合わせることだと思います。
  • しかし、何より注目すべきは、(経営者達が)熱き思い、夢、志を持ち、
    仕事を通して社会に貢献することを真剣に考え、熱く語る多くの言葉を持っているということです。
  • 自分の長所をしっかりと意識し、それが行きすぎぬよう自分をコントロールする事ができれば、
    短所は自ずと改善できる。長所と短所が表裏一体だと考えれば、大きな欠点は大きな長所にもなりうるのです。
  • 自分を元気にしてくれた言葉、かかわり、態度などを、いつでも振り返れるようにしておくのです。
  • つまりリーダーは、部下の技能を高める以前に、
    他人に対した「やる気」を与え、「やる気」を高めることに長けていることが、
    何より大切なのです。
  • では、やる気を与えるポイントとは何でしょうか。
    特に重要なポイントは、有能感、統制感、受容感の三つ。
  • 外発的動機づけだけでは、人は心から動かない。
    まさに、成果主義の欠点でもあるのです。
  • 相手の欠点を突いて徹底的に落ち込ませるのが目的ではないはずです。
     〜(中略)〜
    檄を飛ばして、燃え上がらせることです。
    そうすれば、父性は、やる気や元気を強く注入するかかわりとなります。
  • 心のツボ
    1人との関わり
     自分に対して本気でかかわってくれたとき
    2原体験、楽しかったこと、感動したことを振り返る
    3人にプラスのストロークを与えて元気づける

いちいち頷かされる。

理念だけでなくツールの紹介などもあるが、
この本の本質は「いかに心に火をつけるか」といところなのだと思う。
それには、心が大事。リーダー自ら率先して示すこと。

中学生の指導での実績は伊達じゃない。
すばらしい。★5つ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

読んできた本の内容をまとめて紹介。