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感想メモ:アジアの子どもたちに学ぶ30のお話

アジアの子どもたちに学ぶ30のお話
アジアの子どもたちに学ぶ30のお話
  • 著者: 池間哲郎
  • 発売元: リサージュ出版
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2008/10/10

★★★★☆

フィリピンのゴミ捨て場に暮らす少女は、
「私の夢は大人になるまで生きることです」
と語りました。カンボジアの少年は
「一回で良いから、お腹いっぱいご飯を食べてみたい」
と言いました。モンゴルの少年は
「僕が一番ほしいのはお母さんてます。
一度でよいからお母さんに抱かれてみたい」
と泣いていました。

風邪であっけなく失われてまう命。
マイナス30度の寒さをしのぐため、
汚水だらけのマンホールの中で暮らす子供たち。
ゴミ捨て場で傷だらけになりながら働く3歳の子供。

明日命を失うという心配をすることもなく
生きていける環境にあるということは、
日頃意識に上ることもない。

そんなときこそ、この本を読むといい。
生きてるだけでありがたい。
そう思い出させてくれる。

私が最も訴えたいのは、
「真剣に生きよう!」
という事です。

「真剣に生きる」
というフレーズが強く心に残った本でした。
オススメ度は★4つです。

アジアの子どもたちに学ぶ30のお話
アジアの子どもたちに学ぶ30のお話
  • 著者: 池間哲郎
  • 発売元: リサージュ出版
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2008/10/10

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感想メモ:パンツを脱ぐ勇気

パンツを脱ぐ勇気
パンツを脱ぐ勇気
  • 著者: 児玉教仁
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2011/07/23

★★★★☆

熱い熱いハーバード留学記

何かに、全身全霊をかけて燃えるように取り組む。
という体験は、人生においてそれほど多くない。
もしそういう体験から遠ざかっているなぁ、
と思うのであれば、この本はオススメだ。

内容は、著者のハーバードMBA在学時代のエピソード。
ハーバードMBAというと、お金持ちのエリートが、
ビジネスについてスマートに議論している、
というような印象がある。

しかし著者のハーバード体験記は、もっと熱く、泥臭い
もちろん勉強に明け暮れる日常ではなく、
そういう部分を取り出しているからなのだろうが、
それでもすごい。

そして、文章はかなり濃い。
が、その文章も、熱気を引き立たせる、
良い味付けになっている印象だ。

ハーバードの学生を日本へ案内する
「ジャパントリップ」の内容や、
料理の素人なのに、バッファローウイングの
調理コンテストに挑戦する所など、
よくやるなぁ、と感心させられる。

この熱さ、私が連想したのは、
裸でも生きるの山口絵里子さんだった。
情熱というかなんというか。
なんなんでしょうか。

真剣に生きる、ということについて
考えさせられ、刺激を受ける一冊だった。
オススメ度は★4つです。良い本でした。

パンツを脱ぐ勇気
パンツを脱ぐ勇気
  • 著者: 児玉教仁
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2011/07/23

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感想メモ:リーダーが忘れてはならない3つの人間心理

リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
  • 著者: 小阪裕司
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 2010/03/10

★★★☆☆

「神話となるチーム」づくり。

ちょっと大げさな感じだが、
チーム員のモチベーションを高め、
皆が持つ力を最大限に発揮すること

ということだと理解した。

多くの人が感じていることだと思うが、
本当に全身全霊で物事に取り組むという機会は
人生でそれほど多くない。

自分が本気になることすら難しい。
そんな中で、どうやって他人をも巻き込んで
チームとして全力を出すことができるのだろうか?

そのための3原則は、以下の通り。
・ 「快」と結びつける
 →「魂のごちそう」と敬意をこめた「ねぎらい」
・「意味」を与える
 →意味付けにより、精神健康度が上がる
・「演じさせる」
 →ピグマリオン効果

年配の方に携帯の操作を勉強してもらうのに、
「お孫さんと毎日メールができますよ」
と言うと覚えるスピードが何倍にもなるという。
これらのキーワードを覚えておくと、
色々な場面で役立つだろう。

一方、何かを始めようとすると、
必ずと言っていいほど抵抗が生じる。

人はなぜ抵抗していると思いますか?
多くの場合、実はそれは恐れからきているのです。
自分の慣れ親しんだ世界が変わってしまう恐れ、
変化への恐れですね。

つまり、抵抗は変化への恐れなので、
必ず生じるものだと前もって覚悟しておくべき。

この抵抗への対策はあるのだろうか?
この本で紹介されている対策は次の通り。

「恐れ」に対して突破口はあります。
やっていることを楽しむということです。
楽しさは伝染するんです。

自分が「楽しさ」を失わないということ。
そのためには、自分のビジョンを持ち、
そして頭を柔軟にしておくこと。

頭を柔軟にしておくためには、
いつも変化し、それを楽しんでおくことです。
そのためには、遊ぶ、人と会う、本を読む。

チーム作りは人が関わることなので、
何が起きるかを予測することは難しい。
しかし、前もって知っておくとよいことを、
この本で読んでおくのは良いことだと思う。

オススメ度は★3つです。
色々と気付きが得られました。
ありがとうございます。

キーワード:
快、意味付け、ねぎらい、楽しさ、ビジョン、メンター

リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
  • 著者: 小阪裕司
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 2010/03/10

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感想メモ:「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式

「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2010/11/02

★★★☆☆

顧客をファン化する「方程式」=「仕組み」を作ろう

パレートの法則にあるように、
利益の多くの部分は、少数の得意客がもたらしてくれる。
つまり、利益をあげるには、
得意客=ファンをどれだけ増やせるか、
ということになる。

そこを根性でやるのではなく、
きちんと仕組みを作りましょうね、
というのがこの本の主旨。

特に、紹介されている
「儲けの仕組み」というゲームボード
がおもしろい。

お客さまがには、
→「見込み客」→「顧客」→「ファン」
と進んで欲しいのだが、どの「→」にどのようなアプローチ手段があり、
更にどこがボトルネックになっているのかを、きちんと検証するということ。

せっかくに優れた部分があっても、
他にボトルネックがあってはもったいない。
きちんと検証して、テストも行うことが
腰の強いビジネス作りにつながる。

以下、心に響いた部分です。

「あなたの才能はあなたが持っているのだけれども、
才能というのは、持っている人のためのものではありませんよ。
あなたの持っている才能は、
その才能を持っていない人のためのものです。」

商売をやっている人に取っては
気付きとなる部分が多いでしょう。

オススメ度は★3つです。
おもしろかったです。

キーワード:
仕組み、悦び、見込み客、新規客、ファン化、流出

第1章 この世界があなたにはどう見えているか(ディズニーランドが儲かるのは「感動」のおかげ?
「ヒット商品創りの極意」がよく語られるが ほか)
第2章 ひとが「悦び」で動くとは…(たとえ重要文化財の鼻がもげても
「仕組み」「仕組み」と人は言うが ほか)
第3章 ゲームボードを創る、それが「儲けの仕組み」だ(「儲けの仕組み」というゲームボード
五つのゾーンをお客さんは進んでいく ほか)
第4章 「仕組み」は方程式になる(設計された「仕組み」は試される
「儲かったかどうか」で検証しては間違える ほか)
第5章 ひとを悦ばせることであなたが得られるもの(皆初めはむずかしいと感じていた
与えたものが受け取るもの ほか)
「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2010/11/02

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感想メモ:ユダヤ人大富豪の教え〈2〉

ユダヤ人大富豪の教え〈2〉さらに幸せな金持ちになる12のレッスン (だいわ文庫)
ユダヤ人大富豪の教え〈2〉さらに幸せな金持ちになる12のレッスン (だいわ文庫)
  • 著者: 本田 健
  • 発売元: 大和書房
  • 価格: ¥ 680
  • 発売日: 2006/06

★★★★☆

「お金との関わり方」
なかなか日頃、あらたまって考えたりは
しないトピックだ。

この本では、
自分のお金との関わり方が、
家族、特に自分の親のお金との関わり方に
大きな影響を受けている

ということを教えてくれる。

自分がお金に対してどういう意味付けをしているかは、
こういう機会に考えてみない限り、
なかなか意識できないものだ。
そして、自分がいかに親の影響を受けているのかも。

人は、自分の両親に小さい頃から
多大な影響を受けている。
そして、知らないうちに、それを
自分の性格の一部にしてしまっている。
その中で、今の自分にふさわしいもの、
そうでないものを見極めて整理しないと、
知らないうちに親と同じようになるか、
あるいは、全く正反対の人生を生きることになる。
何かを任せるときには、いちばんそれを
楽しんでやれる人を見つければいいのだ。
任せる人を選ぶのが九割の仕事で、あとは、
何をどのように任せるのかを考えればいい。
お客が新しいお客を連れてくるようにすればいいのだ。
多くの人を巻き込んだビジネスは、安定する。
ビジネスにおける感謝や感動は、
成功させるためのガソリンみたいなものだ。
嫌いな仕事をやると、
お金と自分の生命エネルギーがつながってしまう。
このリンクを切らなければ、金持ちになることも、
お金と心穏やかにつきあうこともできない。

ビジネスがうまく行く条件として、
以下の6つがあげられている。

  • 人を喜ばせること
  • 多くの人を巻き込むこと
  • お金の流れを生むこと
  • かかわる全員がハッピーになるような
    仕組みをつくること
  • リピートできる可能性を持つこと
  • 感動、感謝、癒しが起きること

ちなみに、本作は名前の通り
「ユダヤ人大富豪の教え」の続編。
元は「スイス人銀行家の教え」
というタイトルだったが、
文庫化にあたり、わかりやすいよう
題名を変更したようだ。

なるほど、と思わされる言葉がたくさん見つかる
良い本でした。オススメ度は★4つです。

ユダヤ人大富豪の教え〈2〉さらに幸せな金持ちになる12のレッスン (だいわ文庫)
ユダヤ人大富豪の教え〈2〉さらに幸せな金持ちになる12のレッスン (だいわ文庫)
  • 著者: 本田 健
  • 発売元: 大和書房
  • 価格: ¥ 680
  • 発売日: 2006/06

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感想メモ:ブレイン・ルール

ブレイン・ルール [DVD付き]
ブレイン・ルール [DVD付き]
  • 著者: ジョン メディナ
  • 発売元: 日本放送出版協会
  • 価格: ¥ 2,205
  • 発売日: 2009/05

★★★★★

脳科学は、ホットな研究分野だ。
まだまだわかっていないことが多く、それだけに、
色々なことが明らかになってきている真っ最中だ。

この本は、最近のトピックを含め、
脳についての基本的なルールを
12個にまとめている。(ちょっと多い)

人間がマルチタスクが苦手なのは、
脳の仕組みがそうなっているからだ。
根性でどうこうできる話ではない。

なので、タスクの管理はチェックリストに任せ、
作業は一つずつに集中するなどして、
脳の特徴に沿った対策を取った方がいい。

というように、
「知っていると日常生活で活かせる脳科学」
という感じ。
次の目次を読むだけでも、価値があるだろう。

  1. 運動―運動で脳力がアップする
  2. サバイバル―人間の脳も進化をとげた
  3. 配線―脳は人それぞれに配線が異なる
  4. 注意―人は退屈なことには注意を向けない
  5. 短期記憶―繰り返しておぼえる
  6. 長期記憶―おぼえてなお繰り返す
  7. 睡眠―たっぷり眠ればよく考えられる
  8. ストレス―ストレス脳はふだんどおりに学べない
  9. 感覚の統合―より多くの感覚を刺激する
  10. 視覚―視覚はどんな感覚も打ち負かす
  11. ジェンダー―男性と女性の脳はちがう
  12. 探検―人はみな生まれながらのたくましい探検家

また、訳者のコメントに書かれているように、
DVDが内容を良くまとめているので、
そちらを先に見ると良いでしょう。

著者は研究者であって役者ではないそうだが、
とても芸達者で感心した。多芸だなぁ。

DVDで★1つUPして、オススメ度は★5つです。
おもしろかったです!

ブレイン・ルール [DVD付き]
ブレイン・ルール [DVD付き]
  • 著者: ジョン メディナ
  • 発売元: 日本放送出版協会
  • 価格: ¥ 2,205
  • 発売日: 2009/05

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感想メモ:斎藤一人の人を動かす

斎藤一人の人を動かす
斎藤一人の人を動かす
  • 著者: 永松 茂久
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2011/01

★★★★★

「人を動かす」のは難しい。

自分を動かすのすら難しい。
権威に頼るのもひとつの方法だが、
自分に権威がない場合には使えない。

そうではなく、人の心を動かす。
それにはどうしたらいいのか。

そういったテーマについて、
斎藤一人のお弟子さんである著者が、
一人氏の言葉をまとめたのがこの本。

読み進めていて、
出てくる言葉の一つ一つが、
ああ、その通りだな、と思えるのがすごい。

人間関係については、
本田健氏も達人だと思うが、
斎藤一人氏もすごい。

著者の永松氏も、
斎藤一人氏の心を動かしたという
すごい人なのだが、
斎藤一人氏に様々なことを
教えてもらえるというのは、
本当に貴重な機会だ。

そして、その体験の幾分かを追体験できる、
この本もとても良い本だと思う。

以下、頷かされた部分。
(強調部分は私)

「人を動かす」とは、まず自分自身を
動かすことから始まる
徳っていうのはさ、
「人が楽しんでくれるのが自分の楽しみ」
って思えた時に通帳の中にチャリンってたまるんだ。
見返りなんて期待しないことなんだよ。
もっとわかりやすく言うとな、
「あなたの願いを叶えます」
ってものが、人の心を動かすんだよ。
いいかい、ものにするってことは、
知識を使って行動して初めて身につくんだよ。
そしてその結果を人に伝える。
そしてその人たちがどう変わったかを
教えてくれた人に報告するんだよ。
いいか。何度も言うけど、目の前だぞ。
年寄りも若い子も大切にするんだぞ。
決して威張るんじゃないよ。
目の前に出てきた人が天命で、
お前の会うべき人
なんだよ。
その天命にまかせて人事を尽くすんだよ。
器量のある人っていうのは、
素直に、相手の手柄を認めて、
「すごいな」と言える人
なんだよ。
こういう人ってカッコイイんだよね。
そんな人だから、部下がついてくるんだよ。
本当の幸せっていうのは人の笑顔を
見ること
なんだよ。
商売のコツも人生のコツも幸せのコツもな、
相手に得をさせること
だな。
つまりは人に喜ばれる存在になることだな
自分の幸せと人の幸せは表と裏の関係だという。
つまり、本当の幸せは
どちらもハッピーになった時に初めて成り立つもので、
またそうじゃないと、継続しないという。
どんなに攻撃されることがあっても、
自分の中からわき出る優しさを我慢するな。
いいことをやってる人が負けちゃだめだよ

とても心に響く言葉が多い本だった。
オススメの★5つです。

キーワード:
自己重要感、魂の徳、ヘッドピン

斎藤一人の人を動かす
斎藤一人の人を動かす
  • 著者: 永松 茂久
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2011/01

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感想メモ:お客さまの「特別」になる方法

お客さまの「特別」になる方法  「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)
お客さまの「特別」になる方法 「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 価格: ¥ 760
  • 発売日: 2010/11/10

★★★★☆

「この店から買いたい」

お客さまからそう思われることができれば、

  • 価格がネットや量販店よりも高くても、
    指名買いされるようになる
  • 値引きもされにくくなる
  • 反応率も高まり、クレームも減る

いいことづくめだ。
しかしそんなことが可能なのだろうか?

答えはYes。
その秘訣は、お客さまとの絆づくりにより、
お客さまの「特別な店」になること。

あなたも、客として、ひいきにしている
お店はあるのでは?
そこでは、多少高くても買ったり
するのではないだろうか?

この本は、
絆づくりとはどういうことか、
そして
そのためにはどうすればいいかを
教えてくれる。

著者は、このサイトでも度々紹介している、
ワクワク系マーケティング実践会の小阪裕司氏。

第一のハードルが
「買いたいか、買いたくないか」
第二のハードルが
「買えるか、買えないか」
この二つのハードルを越えれば人は
買うことになる。
「店舗に対する情緒と満足は、
愛顧意図へとつながる。
しかし、コミットメントに至るのは、
情緒に限られる」

もちろん満足は必要なのだが、
それだけで絆ができるわけではない。
「特別」になるには、情緒が必要なのだ。

こういう視点で見ると、
その辺にある普通のお店にだって、
まだまだやれることがあるのだなと
思えてくる。おもしろい!
オススメ度は★4つです。

キーワード:
絆づくり、情緒、コミットメント、

お客さまの「特別」になる方法  「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)
お客さまの「特別」になる方法 「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 価格: ¥ 760
  • 発売日: 2010/11/10

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感想メモ:宇宙を味方にする方程式

宇宙を味方にする方程式
宇宙を味方にする方程式
  • 著者: 小林 正観
  • 発売元: 致知出版社
  • 発売日: 2011/09/16

★★★★☆

一見関係が無さそうなことだけど、
調べてみたらそうなっていた。
例えば、お金持ちの家のトイレは
必ずフタが閉まっていた。

そんなお話がいっぱい
紹介されている。

根拠はないのだけど、直感的に
正しいことが書かれている気がする。

きっとそうだろうな、と特に思ったのは
以下の部分。

すごく楽しくて理想的な育て方・育ち方というのは、
親が楽しそうに勝手に前を歩いていって、
その背中を子供が追っかけていくという形なんです。
子供に対して「早く早く」と強いないで、
ボーッとしているところを認めてあげる。
ボーッとして何もしない時間が多いほど、
伸び伸びとすこやかに育つ可能性がある。
そのための重要なポイントは、
親もみずからボーッとしている時間を持つこと。

こういったことを読んで、
「なら、やってみようか。
 減るもんじゃなし」
と思える人には、オススメ。
斎藤一人氏の本が好きな人も、
いいんじゃないかな。

世の中根拠があって、やる前から結果が
読めることなんてそうあるものじゃない。
ならば、大事なのは試してみること。

軽いノリで試してみる、
そんな行動力が大事なんじゃないかな、
などと感じていたりする今日この頃。
オススメ度は★4つです。

宇宙を味方にする方程式
宇宙を味方にする方程式
  • 著者: 小林 正観
  • 発売元: 致知出版社
  • 発売日: 2011/09/16

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感想メモ:スイッチ!

スイッチ!
スイッチ!
  • 著者: チップ・ハース , ダン・ハース
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2010/08/06

★★★★★

人間の理性、はかなり非力だ。
勉強しようと思ったら部屋の掃除を始めていたり、
部屋の掃除をしていたはずなのに、
気づいたら発掘されたマンガを読んでいたり。

思い当たるでしょう?

理性は、「めんどくさい」という感情に、
いとも簡単に負けてしまうのだ。
この本では、理性と感情の関係を、
「象使い」「象」に例えているのが素晴らしい。
確かに力関係はそんな感じだ。象の圧勝

この本のポイントは、
「理性だけ、感情だけに頼って
自分や人を変えようとしても、
うまくいかない」

ということ。

自分でも他人でも組織でも、変えたいと思ったら、
象使い(理性)だけでなく、象(感情)にも働きかけること。

更に、ついそう行動してしまうように
環境を整えられれば、変えられる!
ということが、豊富な実例を伴って解説されている。
その例を読んでいくだけでもおもしろい。

自分を変えたい。
人を変えたい。
組織を変えたい。

どの場合も、まずはこの一冊。
超オススメの★5つです。必読!

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